3月8日から16日まで9ステージで行なわれるBIWASE CUP2019。
Stage7は1周2.1kmの周回コースを21周する、45kmで争われた。
今日も頑張る上野と石上
レース前半は個人総合に関係のない3名の逃げを容認し、楽な展開でレースを進める。中盤に入り、連日動きをみせる昨年の個人総合優勝者のNguyen Thi Thiがアタックし個人総合上位陣も動いたが、日本チームは落ち着いて対応し隙を見せない。13周目に唐見が落車するが、代車対応で事なきを得る。
その後は昨日と同じく、日本チームからは上野と石上がタイチームと一緒に集団コントロールに入る。最終的に1つのグループでのスプリントとなり、タイのJutatip Maneephanがこのステージも他チームのスプリンターを寄せつけず優勝した。
この日の日本チームは唐見が落車したものの、楽な展開で個人総合を守ることが出来た。平坦区間では上野が連日スーパーアシストとして危険な攻撃の芽をことごとく摘み、また集団コントロールの場面では大きな存在感をみせている。残り2ステージも上野を中心として唐見、石上の強力なサポートで個人総合を堅守していく。
Stage7 レース結果
1 Jutatip Maneephan (タイ) 1時間8分48秒
2 Namkung Soyoung (韓国) 同タイム
3 Son Eunju (韓国) 同タイム
13 石上夢乃 (日本ナショナルチーム) 同タイム
17 上野みなみ(日本ナショナルチーム) 同タイム
19 樫木祥子(日本ナショナルチーム) 同タイム
21 金子広美(日本ナショナルチーム) 同タイム
22 唐見実世子(日本ナショナルチーム) 同タイム
Stage7終了時 個人総合成績
1 樫木祥子 (日本ナショナルチーム) 16時間42分18秒
2 金子広美 (日本ナショナルチーム) 29秒差
3 牧瀬翼 (BIWASE) 34秒差
19 唐見実世子 (日本ナショナルチーム) 9分7秒差
37 上野みなみ (日本ナショナルチーム) 17分31秒差
(文:JCF強化コーチ 柿木孝之)
TEXT:JCF