35歳ベテランのファンフルーテンが初優勝
女子エリート個人タイムトライアルは日本から與那嶺恵理(よなみね えり / エフデジ・ヌーヴェルアキテーヌ・フチュロスコープ)と梶原悠未(筑波大学)が参戦。
結果は與那嶺がトップから2分29秒16差の22位、梶原は4分52秒52差の44位。
優勝したのはオランダのアネミエク・ファンフルーテン。21.1kmを28分50秒35でフィニッシュ。試合後の記者会見で「スタートから4kmを過ぎた下りで失敗したと思ったけど、そのあとは出来ることをやろうと思い、リスクは避けて全力を尽くた。残り1kmでは、石畳区間で巻き返せると思ってフルパワー。この一年間コーヒーを飲みにカフェへ行くのも、どこに行くにもタイムトライアル用の自転車に乗り、テクニックを磨いてきたのも勝因だと思います」と語った。ファンフルーテンが世界選手権で優勝したのは初めて。今年で35歳のベテラン選手だが今後の活躍にも期待。
梶原悠未選手のコメント
周りと比べて体が小さいとか理由にならないので、もっとパワー・テクニックのアップが必要だと実感しました。
タイムトライアルは今の自分の立ち位置が判る種目なので、もっと上位が取れるよう、これからもっと練習します。そうすればロードでももっと結果が出てくると思います。
土曜日のロードはこれからチームでミーティングを重ね、与えられた役割を全うできるようにしたいです。
與那嶺恵理選手のコメント
きついコースでした。今年は、このレースと全日本でしかタイムトライアルを走っていないので、定点観測のような要素があったレースだったと思います。土曜のロードはいつも目標としている最後の先頭集団に残れるように頑張りたいと思います。
「世界で戦うために少しずつ積み上げていきたい」松田祥位コメント/ロードレース世界選手権2017男子ジュニア個人タイムトライアル