男子ロードレース

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女子ロードレース

女子は38人がエントリー、特設周回コースを2周=32.4mで競われた。

スタート直後から、積極的にレースを進めたのは北桑田(京都)の2年生・綱嶋凛々音。

最終周に入り後続集団も捕まえにかかる。

しかし、最後まで譲らなかった綱嶋。ゴール前の坂も力強く駆け上がり、リードを守り切って優勝。

三谷優空(松山学院/愛媛)、白井愛美(広島市工/広島)がそれぞれ2、3位に入った。

順位 選手名 所属 タイム
1位 綱嶋凛々音 北桑田(京都) 58分30秒
2位 三谷優空 松山学院(愛媛) +18秒
3位 白井愛美 広島市工(広島) +26秒
4位 西原夕華 北桑田(京都) +29秒
5位 冨田にこ 鴨沂(京都) +33秒

優勝:綱嶋凛々音(北桑田/京都)

自分で動かすレースをすることを目標にやってきたので、展開を作ることができて良かったです。逃げられるとは思っておらず、ましてや1人での逃げは想定外だったので、ゴールする瞬間まで「いつ後ろから来るか」ということで頭がいっぱいでした。ゴールした瞬間はホッとして、意識がなくなりそうでした(笑)。自分が優勝したなんて信じられないです。

レース直後、(先輩である西原夕華)に「おめでとう!」と声をかけてもらったのですが、その一言に本当にいろいろな想いを感じて、すごく嬉しかったです。来年のインターハイを含めて、今後のレースでも自分で展開を作って勝ってるように頑張っていきます。

総合優勝は8年連続で松山学院

トラック、ロードそれぞれの全日程が終了し、総合優勝を飾ったのは松山学院(愛媛)。平成29年度(2017年)大会からの連覇を8に伸ばした*。
なお、ロードの優勝は男子トップ8に3人を送り込んだ学法石川(福島)。学法石川は、総合でもトラック総合の4位から順位をあげて2位という最終結果となった。

※2021年に「松山城南」から名称変更。2020年は新型コロナウイルス感染拡大に伴い中止

順位 学校名 ポイント
1位 松山学院(愛媛) 43
2位 学法石川(福島) 34
3位 岡山工(岡山) 39
4位 倉吉西(鳥取) 29
5位 奈良北(奈良) 24

ポイント同点の場合は、1位種目数(以下、同点の場合は順位繰り下げ)で決定

4日間にわたって繰り広げられた高校生たちの戦い。
上位の選手たちの多くは、これからジュニア世界選手権トラックや全日本選手権トラック、そして国民スポーツ大会
(国スポ)などへの出場も見込まれている。

今後の、そして未来の活躍に期待したい。

なお、来年のインターハイ自転車競技は、大阪・京都エリアでの実施が予定されている。
詳しい会場などの情報も、分かり次第お伝えしていく予定だ。

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