2025年5月8日(木)よりスタートした「ツール・ド・熊野」。
5月9日(金)に行われた第2ステージは今村駿介(ワンティ・NIPPO・リユーズ)がステージ優勝を果たした。
「ツール・ド・熊野」とは?
世界遺産に登録されている、熊野古道を舞台に開催される国際自転車競技連合(UCI)公認のロードレース・ステージレース大会。
今年は5月8日(木)からの4日間、
第1ステージ:印南かえる橋周回コース
第2ステージ:古座川清流周回コース
第3ステージ:熊野山岳コース
第4ステージ:太地半島周回コース
の計4ステージ・総距離464kmで競われている。
今年からヨーロッパを中心に活躍する今村駿介
トラック競技ナショナルチーム中長距離メンバーであり、2023年には「世界選手権トラック(グラスゴー)」オムニアムで銅メダルを獲得、パリオリンピックにもチームパシュート/マディソンに出場した今村駿介。

今年から、アンテルマルシェ・ワンティが立ち上げた育成を主軸としたベルギーのUCIコンチネンタルチーム「ワンティ・NIPPO・リユーズ」に所属。ヨーロッパを中心としたロードレースに挑戦している。
2025年は、NIPPOサポートのもと
ヨーロッパを舞台に活動します。初めてのロードレースに本腰を置いた
シーズンを過ごせることにワクワクしています。ロードもトラックもどちらも世界で戦い勝てる選手になります。#来年はヨーロッパへ https://t.co/dZkRuT9N9B https://t.co/5IER4bKj6e
— 今村 駿介 Shunsuke Imamura (@ShunsukeImamura) December 20, 2024
第1ステージはラヨヴィッチ・ドゥシャン(ソリューション・テック・ヴィーニ・ファンティーニ)が優勝し迎えた第2ステージ。
途中から雨が降る厳しいコンディションの中でのレースとなったが、山本元喜との2人逃げの体制から、今村駿介が単独で抜け出し逃げ切りで優勝。
今村駿介は、チームのSNSを通じて「ヨーロッパでのいくつかのレースを走り、自分の脚力や技術を磨いていることも自信をもって走れた要因だと思います。トラック競技のためにもヨーロッパでの経験が良い方向に向かっていると実感できたので、これからも積極的に走っていきたいです!」とコメントを発表。
今村駿介 @ShunsukeImamura コメント💬「おそらく集団スプリントになるだろうと予想しながらも、テクニカルな箇所や天候も気にしながら、前で動くべきだと思い、5人以上の逃げには反応するという認識でレースを走りました。… https://t.co/ItInzq92Tf
— Team NIPPO (@NIPPO_RACING) May 9, 2025
なお、同じくトラック競技ナショナルチーム中長距離メンバーである山本哲央(チームブリヂストンサイクリング)もこのステージ4位という結果を残している。
YouTube配信あり!
レースの様子はサイクリングchのYouTubeチャンネルにて配信されている。第3ステージ・第4ステージともに朝9:30より配信スタート。
特に第3ステージは、総合成績に大きく関わることが多い「熊野山岳コース」が舞台となるので、ぜひご覧いただきたい。