スイス勢の強烈なアタック

レースは序盤に3人の逃げが形成されるが、最初の勝負所であるGnadenwaldの上り区間で2人が遅れて、ZUKOWSKY Nickolas(カナダ)の一人逃げになって周回コースへと入る。

間もなく一人逃げが吸収されると、散発的なアタックが繰り返されるが、どれも決め手とはならない。しばらく逃げ集団のないハイペースなレースが続いたが、残り55kmほど、周回コースの2周目が終わったあたりでスイスの選手4人を含む7人のアタックが決まった。

2018ロード世界選手権男子U23ロードレースでアタックするスイス勢

引用:UCI

3周目の上りで逃げ集団からスイスの選手が1人脱落し、そこから山頂までにMULLER Patrick(スイス)とPADUN Mark(ウクライナ)が飛び出す。この2選手に対してMADER Gino(スイス)とDUNBAR Edward(アイルランド)が下りと平坦区間で迫り、9秒差で最終周回に突入。追走2人の24秒後方に位置するメイン集団は23人に絞り込まれた。

勝負を決めたのは・・・