9月30日に行われるロードレース世界選手権の男子エリートロードレース。日本ナショナルチームの浅田顕監督は、このレースに対してどういった戦略を立てているのか、目標は?実際に聞いてみた。

Q:日本チームにとって今回のコースは?

前半部分に90kmのライン区間があり、そのあと7kmの上りを含む周回区間、そして最後は28%の激坂を含む周回ということで、もはや山岳コースと言っていいレイアウトだと思います。

しかしながら、上りの強さだけでは乗り切れない箇所もあるので、非常にいろいろな要素が含まれている厳しいコースです。この数年で一番厳しいレイアウトじゃないかなと思います。

2018ロード世界選手権男子エリートロードレースコースレイアウト

引用:UCI

Q:中根英登選手の選考理由と期待するところを教えてください?

ここ数年の登坂の実力と、あとはヨーロッパでのレースの走りも含めての評価が、今回の抜擢につながっています。しかし、日本チームからは今回、中根一人だけの参加なので・・・上れる力はあるんですが、位置取りで、どう個人で動いていけるかというのが非常に重要なポイントになるかなと思います。

目標はメインのグループで走りきることですね、30位前後で走りきることができるかを大きな目安にしています。

サガンをどう脱落させるかという展開になる