小野寺慶のレース後コメント
集団の密度が高く、最初から前にいないといけないと分かっていた。
中盤の登りで前にいられたが、強豪国のトレインに挟まれる形となり、転びかけて前にいた選手のホイールに手の指を挟んでしまった。そこで一瞬遅れていまい、急勾配のところで急いで戻ろうと脚を使ってしまった。追いついたが、そこからズルズルと後退してしまった。
周回コースに入ってからは、指だけでなく、身体のバランスも崩れて、腰も痛くて、うまく踏み込むことができず、力を出し切ることができなかった。
一瞬の出来事で、レースを無駄にしてしまったのが悔しい。今シーズン通して登りを強化してきた。今回は力を出し切れなかったが、アンダーに上がる来年、再来年でさらに登りに強い選手になっていきたい。