川口うららのレース後インタビュー

Q:最後の上りまでは先頭集団に付いていけましたが?

そうですね。私はマウンテンバイクをメインで走っているので、マウンテンの強みを生かして上りは思ったより付いていけたので、それは良かったかなと思います。

Q:他選手のアタックが掛かってからは苦しかったですか?

そうですね。苦しかったです。アタックがちょこちょこ掛かってきて、それに対応できなくなっていきました。

Q:下りは自信を持って攻めることができた?

はい。大分、攻めれてたので、その部分はマウンテンの走りを活かせたかと。

Q:でも、残念ながらテレビにその雄姿は映らなかったのですが・・・

めっちゃ攻めたのに(泣)。

私はロードレースの経験が浅いので、世界のレベルでどこまで通用するかが全然分かりませんでした。マウンテンの世界選手権は結果に納得できてなくて、自分の走りも全くできませんでした。この大会はリベンジする気持ちで走って、自分の走りができて、結果よりも自分の力を出せたので良かったと思います。

Q:MTBがメインということですが、これからロードも続けていきますか?

はい。やっぱりロードとマウンテンを両方続けていくことで両方が強くなる相乗効果があると思いますし、今日勝った選手はマウンテンの世界チャンピオンでもあるんです。マウンテンも強い人はロードも強いと思います。

Q:今回走ってみて、自分の立ち位置は分かりましたか?

まだ、平坦の走り方、集団内での走り方が身についていないので、その辺の差があると感じました。上りは一人で上るだけなのでペースは作り易いのですが・・・。

中冨尚子のレース後インタビュー

Q:走り終わってみてどうでしたか?

この日のために3年前からずっと減量をしていて、練習もしてきました。十分に練習してきたと思っていたんですが、世界には通用しなくて、この結果になってしまって不甲斐ないです。

今後はカテゴリーが上がるので、選手として選ばれるようにたくさん練習して、もっともっと力をつけて世界に挑戦していきたいと思います。

Q:具体的に何が足りなかったのでしょうか?

パワーが無くて、力負けをしたという感じです。筋持久力も足りていなかったので、今後はウエートトレーニングや乗り込みをして筋力アップと筋持久力アップをしていきたいと思います。

Photo & Text : Mizuki Ida