垣田真穂(早稲田大学 / チーム楽天Kドリームス)が、イタリア籍UCIコンチネンタルチームである「BePink-Bongioanni」に加入したことが発表された。
あわせてNIPPO、オージーケーカブト社がチームパートナーとなり、垣田の挑戦をサポートすることも発表されている。

BePink-Bongioanni チームウェブサイト

強い決意をもって立ち向かいたい

パリ2024オリンピックに出場、『2024全日本選手権トラック』では個人パシュートで日本記録を更新するなど活躍した後、「EF・オートリー・キャノンデール」と契約し複数の海外レースに出場した垣田真穂。ニュースリリースでは、「今年はロードレースに専念して大きく成長していきたい、チームメイトと大きな喜びを分かち合いたいと思っています。(中略)山岳は厳しい課題となると思いますが、強い決意をもって立ち向かいたいと思っています。目標はトラック世界選手権で表彰台に上がること、そして2028年のロサンゼルス五輪も大きな目標です!」とコメント。

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また、チームマネージャーであるウェルター・ジーニは、「彼女は若いアスリートで、特にトラック競技で素晴らしい活躍ができることをすでに証明しています。(中略)ロードレースでも、私たちにとって大きな付加価値となることは間違いありません。彼女が加わることで、私たちのチームは最高の状態になるでしょう」とコメントを発表している。

チームマネージャー ウェルター・ジーニ コメント

マホを正式にチームに迎えることができて嬉しく思っています。彼女は若いアスリートで、特にトラック競技で素晴らしい活躍ができることをすでに証明しています。トラック競技は、我々チームが常に重視してきた専門分野です。

そして彼女は、非常に信頼ある人たちから推薦されています。なかでも日本代表であった沖美穂さんとは、以前、4年間一緒に働く機会がありました。ロードレースでも、私たちにとって大きな付加価値となることは間違いありません。彼女が加わることで、私たちのチームは最高の状態になるでしょう。

垣田真穂 コメント

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14歳のとき、日本ライジングスタープロジェクトで適性を見出されたことから自転車競技を始めました。それまでサッカーをしていましたが、オリンピックでメダルを獲得することを常に夢見ていたので、16歳のときに自転車競技に専念することを決意しました。

初めて自転車に乗ったとき、どこへでも行けると思い、すぐに自転車に魅了されました。そしてオーストラリアのジュニアロード世界選手権で、ヨーロッパで競技する新城幸也選手と出会い、彼の話に感銘を受け、私もいつかこの大陸でレースができたらと思うようになりました。

今年はロードレースに専念して大きく成長していきたい、チームメイトと大きな喜びを分かち合いたいと思っています。これまでは主にトラック競技、ヴェロドロームでトレーニングをしてきましたが、スプリントでの持ち味を発揮したいと思っています。

山岳は厳しい課題となると思いますが、強い決意をもって立ち向かいたいと思っています。目標はトラック世界選手権で表彰台に上がること、そして2028年のロサンゼルス五輪も大きな目標です!

現在のところ、出場レースなどは未定だが、今後の活躍に期待したい。

 

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TEAM NIPPO | プレスリリース(日本語訳)