2024年11月3日〜11月9日の期間、ニュージーランドで開催されるロードレース大会『Tour of Southland』。トラック競技日本ナショナルチームメンバーも出場することが発表された。

出場予定の日本選手

今村駿介

今村駿介,JPN, 男子オムニアム テンポレース, Men's Elite Omnium Tempo Race, 2024世界選手権トラック バレラップ, 2024 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK

兒島直樹

兒島直樹,JPN, 男子チームパシュート,3位決定戦, Men's Team Pursuit, 2024世界選手権トラック バレラップ, 2024 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK

窪木一茂

窪木一茂,男子スクラッチ, Men's Scratch Race, 2024世界選手権トラック バレラップ, 2024 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK

橋本英也

橋本英也, 男子エリート, エリミネーション, 2024全日本選手権トラック, 伊豆ベロドローム

河野翔輝

河野翔輝, JPN, 男子チームパシュート, Men's Team Pursuit, 2024世界選手権トラック バレラップ, 2024 UCI CYCLING WORLD CHAMPIONSHIPS TRACK

山本哲央

山本哲央, YAMAMOTO Tetsuo, JPN, 男子ポイントレース, MEN'S Points Race, 2024ジャパントラックカップ II, 伊豆ベロドローム, 2024 Japan Track Cup II, Izu Velodrome, Japan

『Tour of Southland』とは?

ニュージーランドのサウスランド地方を舞台に開催されるロードレースのステージレース*。初開催は1956年までさかのぼる、歴史ある大会だ。

過去にはUCIのクラス2の大会として実施されることもあったが、近年ではUCI非公認の大会として毎年開催されている。非公認と言えどその歴史が物語るように、ニュージーランド国内で多くの観客が集まる伝統的な大会となっている。

アーロン・ゲイト, GATE Aaron Murray, NZL, オスカー・ニルソン ジュリアン, NILSSON JULIEN Oscar, FRA, 兒島直樹, KOJIMA Naoki, JPN, 男子オムニアム, MEN'S Omnium, 2024トラックネーションズカップ 香港, 2024 UCI TRACK NATIONS CUP Hong Kong

(中央)アーロン・ゲイト(『2024ネーションズカップ第1戦』出場時)

トラック競技のアーロン・ゲイトをはじめ、多くのニュージーランドのトップ選手が実績を積んできたレースでもあり、2023年大会*には日本選手も出場し、窪木一茂が複数のステージで表彰台に登る活躍を見せた。

※ステージレース:2日以上かけて実施されるロードレース
※2023年大会は「Japanese Team – Daiken Ray White」という海外選手との合同チームで出場。2024年は上記紹介の日本選手のみのチームで出場。

参照:大会公式サイト「History」

大会日程

2024年の『Tour of Southland』は例年通り、プロローグ*を含めた全9ステージで開催。トラック中長距離チームが出場する大会としては期間が比較的長く、さらにタイムトライアルがロードレースと同日に実施される珍しいスケジュールとなっている。

いつもとは異なる環境での戦いで、日本選手がどんな走りを見せ、どんな収穫を持ち帰るのだろうか。

日程 ステージ レース形式 走行距離
11月3日(日) プロローグ* チームタイムトライアル 4.2km
11月3日(日) 第1ステージ 個人ロードレース 42km
11月4日(月) 第2ステージ 166km
11月5日(火) 第3ステージ 148km
11月6日(水) 第4ステージ 112km
11月7日(木) 第5ステージ 154km
11月8日(金) 第6ステージ 151km
11月9日(土) 第7ステージ 個人タイムトライアル 13km
11月9日(土) 第8ステージ 個人ロードレース 77km

※プロローグ:ステージレースの初日に実施されるタイムトライアルステージ。通常タイムは個人の総合タイムに換算される。

参照:大会公式サイト「Course Information」

レースハイライトも配信予定

11月3日から開幕する『Tour of Southland』。本大会の様子は例年、大会公式YouTubeにてレースハイライトとして配信されている。

日本から出場するメンバーも活躍することができれば、レースハイライトや公式インタビューに登場してくるだろう。

ぜひご注目いただきたい。

大会公式Youtubeチャンネル