2018年5月20日より開催されているツアー・オブ・ジャパン第3ステージで落車に巻き込まれ、裂傷と骨折を負ったチーム・バーレーン・メリダの新城幸也選手。
緊急会見を行い、第4ステージ棄権の意思を発表した。
自分が走ることでみんなが喜ぶなら…
新城選手は、医師の診断された自身の状態を伝えた後で、自分が走ることでみんなが幸せになれるのであれば走ろうと思った、しかしそうではない考えもあった、とコメント。
自らが走行することで周囲に心配をかけ、また余計な気遣いや仕事が増えてしまうことを懸念しての走行断念だった。
ロードレースは個人競技でありながら、チームで走る競技でもある。
第3ステージ直後は走行の意思を示していた新城選手だが、自分の意思よりも、チーム全体、そしてチームのスタッフや周囲の人々のことまで考えての決断だろう。
公式ウェブサイトの表明:http://teambahrainmerida.com/arashiro-was-forced-to-withdraw-this-toj-due-to-injuries/
緊急記者会見動画
NTN presents 2018 Tour of Japan – Stage4 MINO #toj2018新城選手の状態について https://t.co/7JB9wqE2BN
— Tour of Japan (@tourofjapan) 2018年5月22日
ご心配頂いております皆さま。
チーム監督、ドクターやチームメイトと相談し、最後は本人の意志で、スタートしないという判断をいたしました。
後ほど、新城のコメントを発表いたします。どうか、皆さまこの本人の決断をご理解頂けますようお願い申し上げます。#TOJ2018 pic.twitter.com/8syuiYEAFx— MIWA IIJIMA (@iimiwa) 2018年5月22日
新城幸也「自分にも、まだできることがある」裂傷、骨折するも第4ステージ走行の意思/ツアー・オブ・ジャパン 第3ステージレポート Teamユキヤ通信NO.32
画像引用:チーム・バーレーンメリダ公式ウェブサイト