2018年5月20日に大阪で開幕し、27日に東京でゴールを迎える8日間のUCIアジアツアー『Tour of JAPAN ツアー・オブ・ジャパン』に2年ぶりに新城幸也が出場する。

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総走行距離764kmのアジア最大級のステージレースで、新城の所属するワールドツアーチーム、バーレーン・メリダをはじめ、ジロ・デ・イタリア総合優勝の実績があるダミアーノ・クネゴ、昨年の今大会で区間3勝のマルコ・カノラを擁するNIPPO・ヴィーニファンティーニ・ヨーロッパオヴィーニなど国内外16チームが出場。

レースは20日に大阪市堺市で開幕し個人タイムトライアルを行う。そこから、21日(月)には京都、22日(火)にはいなべ、23日(水)美濃、24日(木)南信州、25日(金)富士山、26日(土)伊豆、27日(日)東京と移動していく。

前日記者会見に登場した新城選手は、2年前の伊豆ステージでの復帰優勝を振り返った。

会見の最後には千利休ゆかりの堺市さかい利昌の杜にて茶道体験が行われた。
Photo Miwa IIJIMA

伊豆・東京以外のステージでも優勝を

2年前の時は、勝てるとは思っていなかったが、あの優勝で、怪我からの復帰をアピールでき、ツール・ド・フランス出場への道が開けた。ツアー・オブ・ジャパンには良いイメージしか残っていない。これまで、東京と、伊豆ステージを優勝しているので、他のステージでの優勝を狙って、コレクションを増やしたい。

当たり前ですが今のコンディションは、2年前よりはるかに良いので、取れるもの(賞)は、すべて取るつもりで、走ります。チームは誰がリーダージャージをとっても、守れる力があるメンバーですから。

などと語り、会場を大いに沸かせた。

Text:飯島美和

『Team ユキヤ通信 2018  №29』19,May ,2018 OSAKA JAPAN