新型コロナウイルスによる世界中の外出自粛・禁止により、ますますローラー台の需要が高まる昨今。そしてそのローラー台を使った『ZWIFT(ズイフト)』が大きな盛り上がりを見せている。
『ZWIFT(ズイフト)』とは?
ZWIFTとは、自転車本体・ローラー台・PC/スマホなどを接続し、バーチャルでサイクリングを楽しめるアプリの総称。
世界中のサイクリストとオンライン上でレースやトレーニングを行う事が可能であり、アマチュアサイクリストだけでなく、多くのプロ選手達もZWIFTでトレーニングやオンラインでのレースに励んでいる。
新型コロナウイルスはロードレースの世界にどう影響を与えたのか?巻き起こる「ZWIFT」とは/2020年UCIワールドツアー動向
「これを機にZWIFTを始めたい」と考える人も多いだろう。しかし、ZWIFTを始めるにも「自分のローラーがZWIFT対応なのかも分からない」もしくは「ローラー台すら持っていなくてどう始めればいいのかわからない」なんて人もいるのでは。
そんなあなたに、予算ごとに「松・竹・梅プラン」でZWIFTの始め方をご紹介。この記事が「今持っているもので何ができるのか」「コレをするには何が必要なのか」などの参考になれば幸いだ。
全プラン共通、最低限必要な物
- 自転車
- PC/スマホ・タブレット
- ローラー台
- パワーメーター
- Ant+(アントプラス)送受信機
ZWIFTのセットアップに必要な最低限の物は上記の通り。ローラー台には通常の固定ローラー台の他に「スマートローラー」もあるが・・・これについては後述しよう。
PC/スマホ・タブレット等でプレイする場合に必要なスペックは以下の通り。
アンドロイド | アンドロイド7.0以上 |
iPhoneSE/iPhone5S/それ以上 | iOS 9.0以上 |
iPad Air/iPad Pro/iPad mini/iPod6 | iOS 9.0以上 |
Apple TV | 第4世代以上 |
敷居が低い梅プランからご紹介していく。
安価で始めるなら 予算3〜5万円【梅プラン】
「出来る限りの低予算で始めたい」・・・この場合は、前述の最低限必要な物を揃えれば始められる。
ローラー台
絶対必要なローラー台。
ZWIFT非対応の通常の固定ローラーなら、安価な物であれば1万円台〜3万円で購入が可能だ。さらにZWIFT内でプレイヤーを動かす為に必要なパワーメーター、そしてそのデータを送受信する為のAnt+が必要となる。
PCスペック
OS | 【Microsoft】Windos7 64bit以上
【Mac】macOS 10.10以上 |
CPU | Intel Core 2 DUO |
RAM | 4GB |
ハードドライブ 空き容量 |
4GB以上 |
また、Ant+送受信の為にAmazon等で3000円程度で購入出来る「USBドングル」も必要だ。