世界で広まった感染
新型コロナウイルスの影響で春先のレースが中止に、さらには5月のジロ・デ・イタリアも延期と、自転車レース界にも大きな打撃を与えている事は周知の通り。
しかし、プロ自転車選手の仕事は「レースを走る事」。
新型コロナウイルスの影響でレースが開催出来なったことで、選手らにどのような影響を与えたのか。そして世界中の自転車乗りの中で盛り上がりを見せているアプリ「ZWIFT(ズイフト)」が、混沌極めるロードレース界にどう影響を与えているのか。
プロ選手はどうしてる?
相次ぐレースのキャンセルから、ベルギー籍のワールドツアーチーム「ロット・スーダル」はチームのスタッフ達を一時的に解雇し、選手たちは無給でチームに所属している状態に。大会運営側だけでなく遂にはチーム側も苦しい状況となっている。
Coronavirus: #lottosoudal riders voluntarily reduce pay: https://t.co/vkrGiH4vdU
— Lotto Dstny (@lotto_dstny) March 28, 2020
そんな中、レースが開催出来なくともオンラインという利点を活かし、ここ数ヶ月で大きな盛り上がりを見せているのが「ZWIFT(ズイフト)」だ。
ZWIFTとは、自転車本体・ローラー台・PC/スマホなどを接続し、バーチャルでサイクリングを楽しめるアプリの総称。
世界中のサイクリストとオンライン上でレースやトレーニングを行う事が可能であり、アマチュアサイクリストだけでなく、多くのプロ選手達もZWIFTでトレーニングやオンラインでのレースに励んでいる。
Little bit of a ride on @GoZwift. 👌 pic.twitter.com/ul8GXcrL1S
— Mark Cavendish (@MarkCavendish) March 29, 2020