2021年8月31日よりスタートした、東京2020パラリンピック自転車ロードレース種目。31日に実施された女子C1-C3クラスの個人タイムトライアルにて、日本の杉浦佳子が金メダルを獲得した。
C1-3 クラスとは?
Cクラス(四肢の切断、四肢の麻痺などの障害)の選手のうち、障害の程度を示す数値が1〜3の選手たちが出場する。なお数字が大きいほど軽度の障害である(杉浦はC3)。
女子個人タイムトライアル C1-C3
この種目には15人が参加。日本からは杉浦佳子(C3)、藤井美穂(C2)が出場している。静岡県の富士スピードウェイを舞台とした16kmのコースで、中間の8km時点で杉浦は1位のタイム。
25日、27日に行われていたトラック競技では日本新記録を出したものの、メダルには届かなかった杉浦だが、ロードレースタイムトライアルで金メダルを獲得。50歳で日本最年長金メダリストとなった。