3月6日、『ミラノ・コルティナ2026パラリンピック』が開幕。直前まで開催されていたオリンピックでは、『東京2020オリンピック』女子スプリント金メダリスト、ケルシー・ミシェルのボブスレー挑戦も話題となった。
そして同じミラノ・コルティナの舞台には、自転車競技ファンにとっても気になる日本人アスリートが出場する。パラアルペンスキー日本代表の小池岳太だ。
パラサイクルの元日本記録保持者
元々は大学でサッカー選手としてプレーしていたが、バイク事故により左腕にまひが残り競技を転向。パラアルペンスキーに挑み、日本代表として長く国際大会で活躍してきた。
2014年からは夏季競技としてパラサイクルにも挑戦をスタートすると、2018年には男子1kmタイムトライアル(C5クラス)で1分12秒196の当時の日本記録を樹立した。

2022全日本選手権トラック。左から小池岳太、川本翔大、福冨伸彦
その後も、2022年『全日本選手権トラック』1kmTT(男子C2-5)では、3度のパラリンピック出場を誇る川本翔大に次ぐ2位に入るなど、国内トップレベルの実力を示してきた。
クラウドファンディングで掴んだ6度めの舞台
冬季パラリンピックは、今大会で6大会連続出場。出場権をかけた2024/2025シーズンのW杯参戦に向けクラウドファンディングで資金を募り、日本代表の座を勝ち取ることとなった。
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パラアルペンスキーでは、「立位」「座位」「視覚障がい」などのカテゴリーに分かれており、小池は立った姿勢で滑走する立位クラスに出場。5種目への出場を予定している。
出場予定種目
男子滑降(立位)/日本時間 3月7日(土)17:30〜
男子スーパー大回転(立位)/日本時間 3月9日(月)17:30〜
男子アルペンコンビ(立位)/日本時間 3月10日(火)17:00〜
男子大回転(立位)/日本時間 3月13日(金)17:00〜
男子回転(立位)/日本時間 3月15日(日)17:00〜
スピード感が魅力の高速競技
小池が主戦場としてきたのは、滑降やスーパー大回転といったスピード系種目。
最高時速は時速100kmを超えるという高速域での滑走が特徴で、自転車競技にも通じるスピード感が魅力のカテゴリーだ。
これまでの自身のパラリンピックでの最高成績は、2010年バンクーバー大会、2014年ソチ大会で記録した9位。6度目の大舞台で、自己最高順位更新にも期待がかかる。
パラサイクルでも培ってきた脚力を武器に、どのような滑りを見せるのか。
冬の大舞台でのパフォーマンスにも注目したい。