2024年7月22日、都内にてパリ2024パラリンピック競技大会記者会見が実施された。

パリパラリンピック代表候補として発表されている杉浦佳子選手、川本翔大選手、藤田征樹選手、木村和平選手のほか、沼部早紀子ヘッドコーチが登壇。木村和平選手のパートナー(タンデムパイロット)を務める三浦生誠選手は今回不参加となっている。

東京大会では杉浦佳子選手が2つの金メダルを獲得。今年3月に開催された『2024パラサイクリング・トラック世界選手権』では計6つのメダルを獲得し、今大会でも期待を集めるチームジャパン。

会見の冒頭、日本パラサイクリング連盟・岡泰宏理事長が「選手たちの元気・勇気を世界に届けたい」と語ったように、終始明るいムードではあったが、メダルへのたしかな手応えを感じさせる会見となった。

各選手の出場予定種目

杉浦佳子 WC3 個人パシュート
500mTT
混合チームスプリント
ロードTT
ロードレース
川本翔大 MC2 個人パシュート
1kmTT
混合チームスプリント
ロードTT
ロードレース
藤田征樹 MC3 個人パシュート
混合チームスプリント
ロードTT
ロードレース
木村和平
(三浦生誠)
MB 個人パシュート
1kmTT
ロードTT
ロードレース

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今大会では、4選手それぞれがトラック・ロードの両種目に出場。
会見では、まず沼部早紀子ヘッドコーチから大会全体の展望が語られた。

沼部早紀子ヘッドコーチ

チームとして掲げている目標は、トラック・ロードの両種目でのメダル獲得。全選手の8位以内入賞。世界のレベルを考えると挑戦的な目標ではありますが、決して無謀なものではないと考えています。

東京大会までは「世界に挑戦する」という気持ちがありましたが、そこでメダルまであと一歩という結果が残せた。選手たちも、メダルに手が届くところにきている、という意識に変わりました。実際、東京以降の世界大会では、ロード・トラックを問わず各選手がメダルを獲得しています。

トラック・ロード両種目への出場となるため、選手にとってはハードな環境となります。まずはチーム一丸となって、選手たちが100%実力を発揮できる環境を作ること。そうすれば、一番いい色のメダルを持って帰ってこれるはずです。

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