女子スプリントに20人が出場。日本ナショナルチームから前田佳代乃、太田りゆが出場した。他国の強豪選手は香港の李彗詩、中国の鐘天使や韓国のイ・へジンなどが挙げられる。
スプリントは予選の200mフライングラップ(呼称:ハロン)のタイムを基に対戦方式となる本戦出場者が決まる。そこからはトーナメント形式の勝ち上がり戦だ。今大会の女子スプリントでは16人が予選を通過することが可能。
予選
まずは予選、前田佳代乃のハロンタイムは11秒019。惜しくも、自身が持つ日本記録の11秒014に0.005秒届かなかった。しかし、これは今大会中5番目のタイムである。
太田りゆは11秒287で自己ベストを更新、予選を11位で通過した。
女子スプリント 予選リザルト
順位 | チーム | 選手名 | タイム |
---|---|---|---|
1 | 香港 | LEE Wai Sze | 10.655 |
2 | 韓国 | LEE Hyejin | 10.760 |
3 | 中国 | ZHONG Tianshi | 10.881 |
4 | 香港 | Lee HOI YAN JESSICA | 11.015 |
5 | 日本 | 前田佳代乃 | 11.019 |
6 | 韓国 | KIM Wongyeong | 11.032 |
11 | 日本 | 太田りゆ | 11.287 |
1/8決勝
対戦方式となる1/8決勝で、太田りゆはKIM Wongyeong(韓国)と対戦。太田りゆは先行しながらスプリント体制に入るも、KIMが後ろから太田をかわして先着。1/8決勝にて太田りゆは敗退となった。
前田佳代乃は1/8決勝、1/4決勝と問題なく勝ちあがり、準決勝を迎えた。対戦相手は李彗詩。3本中2本先取で勝ち上りとなる。前田は李彗詩に対し1本目は先行、2本目は追い込みとなったが、李彗詩が2本先取して決勝へと駒を進め、前田は3位決定戦へ進むことになった。
太田りゆコメント
すごく悔しいです。ただ、今回の(予選200mの)タイムは自己ベストが出ました。ライン取りが2箇所ほど悪い部分があったので、もう少しタイムは伸ばせるかと思います。初戦(1回戦)は勝てたと思うので残念です。次のケイリンで頑張ります。
1/8決勝 5組 リザルト
順位 | チーム | 選手名 | Race1 |
---|---|---|---|
1 | 日本 | 前田佳代乃 | 11.341 |
2 | WANG Tzu Chun | 台北(中国) | +0.370 |
1/8決勝 6組 リザルト
順位 | チーム | 選手名 | Race1 |
---|---|---|---|
1 | 韓国 | KIM Wongyeong | 11.357 |
2 | 日本 | 太田りゆ | +0.061 |