以下イギリス自転車競技連盟によるリリース。
イギリスオリンピック委員会が2020東京オリンピック自転車競技出場選手を決定
イギリス自転車ナショナルチームから26人の選手が選出され、そのうち16名がオリンピックデビューとなります。東京大会では、自転車競技種目全体で競技力を高めることを目標としています。
ロードレースではアダム、サイモン・イェーツ兄弟が男子ロードレースに、ゲラント・トーマスとタオ・ゲオゲガンハートが男子個人タイムトライアルに出場します。女子ロードレースでは、2012年ロンドンオリンピックの銀メダリストであるリジー・ダイナグンに加えて、アンナ・シャクレイが選ばれ、シャクレイは女子個人タイムトライアルにも出場します。
ローラ・ケニーとジェイソン・ケニーは、史上最も成功した女性と男性のトラックサイクリストとして、歴史に名を刻む準備をしています。ローラと一緒に女子中・長距離チームに参加するのは、同じくオリンピックチャンピオンであるケイティ・アーチボルドとエリノア・ベイカー、そしてネア・エバンスとジョシー・ナイトです。
男子短距離チームでは、ライアン・オーウェンスとジャック・カーリンに加え、ジェイソン・ケニーが出場します。
エド・クランシーは4大会連続チームパシュートでの金メダル獲得を目指し、男子中長距離チームにはイーサン・ハイター、イーサン・バーノン、マシュー・ウォールズ、オリバー・ウッドが参加します。オリンピックの銅メダリストであるケイティ・マーシャンは、女子スプリントとケイリンの短距離種目でチームイギリスの代表となります。
今回の選抜について、イギリス自転車競技連盟パフォーマンス・ディレクターのスティーブン・パーク氏は
「東京大会でチームイギリスを代表する選手を選出できたことに大変興奮しています。オリンピック期間中、イギリスの自転車ファンの皆様にはたくさんの応援をしていただけることでしょう。
ゲラント・トーマス、エド・クランシー、ジェイソン・ケニー、ローラ・ケニー、エリノア・バーカー、ケイティ・アーチボルドと、6人のオリンピックチャンピオンがチームを強化しています。
一方で、私たちはこれまで歩んできた道のりに誇りを持っています。これは、最近のアカデミー卒業生がオリンピックチームに選ばれたことからも明らかです。ジョシー・ナイト、イーサン・バーノン、アンナ・シャクレイの3人は、この延期期間に与えられたすべてのチャンスを掴みました。東京のスタートラインに立つ姿を見ることは、我々の育成強化プログラムの成果を証明することになるでしょう。
私たちはトラック競技での圧倒的な強さで知られていますが、今年は世界がかつてないほどの拮抗したレースをするだろうという予想がある一方で、トラックチームのメンバー全員が東京でメダルを獲得することに高い期待を持っています。イギリスナショナルチームの全員が、ジャージを誇りし、戦うことを約束しており、2020東京オリンピックでチームイギリスのために戦います」
とコメント。
イギリスオリンピックチームの責任者マーク・イングランド氏は
「東京2020大会に向けて、このような才能あふれる自転車チームをチームイギリスに迎えることができ、大変嬉しく思っています。チームイギリスは、オリンピックにおける自転車競技の実績を誇りに思っており、今日、BMXやマウンテンバイクの種目に加えて、非常に経験豊富なロード選手たちがチームに選ばれたことはエキサイティングなことです。
このチームのオリンピックでの経験は非常に素晴らしく、東京でのオリンピックデビューを予定している選手にとって貴重な財産となることは間違いありません。今日選ばれた選手たちが、この夏、素晴らしいパフォーマンスを見せてくれると確信しています」と述べている。