元世界チャンピオンの決断

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「簡単な決断ではなかった」モートン コメント

Women's Team Sprint Final / 2019 Track Cycling World Championships Pruszków, Poland

2020年が現状のようになってしまうとは、誰も予想していなかったでしょう。私は「本当に前に進むために何がベストなのか」を考える必要があり、それは私の人生でもっとも難しい決断で、決心するのに8ヶ月かかりました。

この15年間は沢山の良い思い出ばかりです。私は素晴らしいキャリアを歩むことが出来ました。

ゴールドコーストコモンウェルスゲームスで、地元の観客の前で3つの金メダルを獲得した事は、カーリー(・マカラク)と2019年に世界王者になれたのと同じくらい嬉しいことでした。



自転車は私に沢山の事を与えてくれました。とりわけ競技、そして国を代表する選手である事は、「常に自分を追い込み、最高の自分になる為の努力」を教えてくれました。そしてそれが私の新しい人生に大きく役立つと思っています。来月から新しいキャリアを歩み始めますが、アスリートとして培ったスキルを活かすのが楽しみです。

長年一緒に仕事をしてきたスタッフの皆さん。私の夢を叶えるために背中を押してくれて、サポートしてくれてありがとうございました。

女子スプリント / 2019ジャパントラックカップⅠ

特にサイモン・ジョーンズが指揮を執っていたこの4年間、私を信じてくれたオーストラリア・サイクリング・チームに感謝します。チームメートにも感謝しています。生涯に渡る友情を築き、素晴らしい経験を共有し、今日の私があります。このチームが東京でどのような活躍をするのか、今から楽しみです。

私の旅を見守ってくれたサポーターの皆さん、本当にありがとうございました。皆さんからの応援メッセージを読むのが大好きだし、ホームの大観衆の前でレースをするのは、今でも鳥肌が立ちます。

家族と友人へ。世界のどこにいっても私を追いかけてくれて、共感してくれて、一緒に夢を追いかけてくれたことに感謝します。あなたたちなしではここまで来れませんでした。

主な成績

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