ワールドツアーのロードレースシーズン開幕戦として名高い「ツアー・ダウンアンダー」で南オーストラリア大学チームとして参加していたキーランド・オブライエン(オーストラリア)が第4ステージにて発生した落車に巻き込まれ、鎖骨骨折の怪我を負った。
オブライエンはオーストラリア、メルボルン出身の21歳。オーストラリアトラックチームの主力メンバーでもあり、「UCIトラック世界選手権2019」では金メダル獲得と共に男子チームパシュート世界記録を更新。マディソンでも強さを見せ、ワールドカップでも優勝を果たすなどの実力者。
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ロードレースでも徐々に頭角を表し始め、2週間前に開催されたクリテリウム国内選手権U23優勝や、個人タイムトライアル国内選手権2位などの成績を誇る。今回のツアー・ダウンアンダーは自身にとって初のワールドツアーレースだった。