2018年8月20日からジャカルタ・パレンバンにて行われる『第18回アジア競技大会』自転車競技への日本代表出場メンバーが発表された。アジア版オリンピックとも呼ばれるこの大会、2020東京オリンピックの行方を占う上でも非常に重要な大会だ。

第18回アジア競技大会 自転車競技 開催日程

MTB:8月20日(火)〜21日(水)
ロードレース: 8月22日(水)~24日(金)
BMX: 8月25日(土)
トラック競技:8月27日(月)~31日(金)

トラック競技

短距離

新田祐大

新田祐大

短距離男子は昨シーズンのワールドカップで史上初の金メダルを獲得した脇本雄太をはじめ、新田祐大、雨谷一樹、深谷知広が選出。チームスプリントの第1走である雨谷は、1走対決とも呼べたジャパントラックカップ2018のエキシビションでベストタイムを出している。

短距離女子はモスクワグランプリ2018ケイリンで銀メダルの太田りゆ、そして前田佳代乃が選出。現在の日本記録を持つ2人でチームスプリントにも出場予定だ。

名前 所属 チームスプリント ケイリン スプリント
新田 祐大 JPCA・JPCU福島
脇本 雄太 JPCA・JPCU福井
雨谷 一樹 JPCA・JPCU栃木
深谷 知広 JPCA・JPCU愛知
前田 佳代乃 京都・京都府自転車競技連盟
太田 りゆ JPCA・JPCU埼玉

中長距離

一丸尚伍、近谷涼、今村駿介、沢田桂太郎

男子中距離は昨シーズンから同様のメンバーが選出。アジア圏では最高クラスの実力を持つメンバーだけに、今大会でもメダル獲得に期待がかかる。急遽実施が決定したマディソンには近谷涼&沢田桂太郎ペアで臨む。

中距離女子には昨シーズンのメンバーへ吉川美穂が加わり、チームパシュートへ出場予定。マディソンには中村妃智&橋本優弥ペアで臨む。

名前 所属 チームパシュート 個人パシュート オムニアム マディソン
近谷 涼 富山・TEAM BRIDGESTONE Cycling
一丸 尚伍 大分・TEAM BRIDGESTONE Cycling
橋本 英也  JPCA・JPCU岐阜
沢田 桂太郎 宮城・日本大学
今村 駿介 福岡・中央大学
吉川 美穂 和歌山・Live GARDEN Bici stelle
中村 妃智 千葉・日本写真判定
梶原 悠未 茨城・筑波大学
鈴木 奈央 JPCA・JPCU静岡
橋本 優弥 岐阜・鹿屋体育大学

選考基準

ケイリン

ライダー1:2017-2018 シーズン及びモスクワグランプリ2018 の結果
ライダー2: 2018 年度競技結果での一番良い結果

チームスプリント

第1走

以下の要領で 2018 年度の結果を踏まえ選考する
レースと同様の条件下で 2×250MA (スタートブロック/50 秒カウントダウン)を測定する2回のトライアルで一番良い平均タイムを出した者を選考する

第2走,第3走

既に他の種目で選考が決まっているライダーから選考する(補欠選手を含む)

団体追抜とオムニアム

2017-2018 UCI Track World Cup の1ラウンドに参戦していること
2018 UCI Track World Championships に参戦していること
Team Pursuit の他のメンバーと共にトレーニングし、参戦する能力を持っていること

マディソン

7/1 に急きょ実施が決まり、2017-2018 UCI Track World Cupシーズン中の国際大会参加は無いため、これまでの合宿での走りから最も可能性の有る選手を選考した。

ロードレース