フランスのトラック短距離選手、フランソワ・ペルビスがリカンベントバイクで世界記録の更新にチャレンジすることを発表した。

フランソワ・ペルビス

フランスのトラック短距離選手。短期登録選手として来日経験もある。

2016年リオオリンピック チームスプリント銅メダル、2013年世界選手権1kmTT世界チャンピオンなどの経歴を持つ実力者。

東京2020パラリンピックにはタンデムパイロット(視覚障害者用の2人乗りの自転車で、前席に乗る役)として出場。1000mタイムトライアルにてラファエル・ボジュとともに銅メダルを獲得している。

リカンベントバイクとは?

ロケットのような流線型のカバーに覆われた自転車。この内部で、ほとんど寝るような体勢で自転車を漕ぐ。空気抵抗を極限まで減らした形状によって、時速100キロを超えるスピードを出すことも可能だ。

リカンベントバイクの世界大会「World Human Powered Speed Challenge」のサイトによると、現在の最高時速は144.17キロ。ペルビスは上記のツイートにて「ふくらはぎの強さだけで時速144キロを打ち負かす」と意気込んでいる。

3年間準備してきた挑戦

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