11月6日〜8日、長野県諏訪郡富士見町の富士見パノラマ・リゾートにおいて、第33回全日本自転車競技選手権(マウンテンバイク)が行われ、ダウンヒルインディビデュアル(DHI)、クロスカントリー・オリンピック(XCO)の2種目が実施された。

新型コロナウイルス感染拡大防止のため、選手・観客両者にとって、本大会は今年開催された数少ない大会のひとつ。特にダウンヒルの公式戦は本レースのみとなったため、開催を待ちに待った選手が全国から集まり、熱いライディングで盛り上がりを見せた。

男女ともに大会2連覇(DHI)

落ちるように下っていく、そのスリルとダイナミックさが魅力のダウンヒル。本大会では男女ともに全長1,500m、標高差281mのコースで競われた。

男子エリートでは46名が出走し、清水一輝が優勝。女子エリートでは5名が出走し、岩崎美智恵が優勝。男女ともに大会2連覇に成功した。

男子エリート(DHI)結果

優勝:清水一輝(愛知) BLAZE A TRAIL 2分11秒642
2位:泉野龍雅(愛知) 自転車道 2分11秒794
3位:井本はじめ(兵庫) SRAM / Santacruz 2分13秒184

女子エリート(DHI)結果

優勝:岩崎美智恵(神奈川) TRIPCYCLE GLOBAL RACING 2分42秒967
2位:松本璃奈(長野) TEAM SCOTT 2分48秒454
3位:富田敬子(奈良) Acciarpone racing 2分48秒869

オリンピック代表内定者が優勝

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