8月9日から11日の間、スイスのレンツァハイデにてマウンテンバイクワールドカップ スイス大会が行われた。
最終日である11日の開催はクロスカントリーオリンピック(XCO)。参加者は以下の通り。
男子エリート 山本幸平(日本ナショナルチーム)
男子U23 平林安里(日本ナショナルチーム)、北林力、竹内遼、松本佑太
女子U23 松本璃奈
コースプロファイル
スタートループ(SL)3.8km、本ループ4.2km。森の中の木の根と人工的に作られたジャンプ、そして少しでも濡れると滑りやすい路面が組合さり難易度の高いコースとなっている。
レース結果
女子U23
19位 松本璃奈 1:16:29 +7:00
男子エリート
99位 山本幸平
男子U23
58位 北林力 1:16:17 +7:17
95位 竹内遼 −2Lup
98位 松本佑太 −3Lup
99位 平林安里 −3Lup
レース展開
朝8時まだ山の向こうに太陽がある中、女子U23が1SL+4周の20.6kmでスタート。この1年で素晴らしい成長を遂げた松本は終始集団で走行。途中ラダーでのスリップもあったが挽回し、トップと7分差の19位でゴール。
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男子エリートは1SL+6周の29km。雨も心配されたがスタート1時間前から快晴で気温もどんどん上がり暑さが気になる中スタート。スタート直後の混雑の中40番手ほどで山本もスタート。難易度の高いポイントも一列棒状でレースが進む中、山本はホイールトラブルがあり4回のストップを余儀なくされ、99位で終わった。
男子U23は1SL+5周の24.8km。平林は4列目からスタートした。スタート直後に大きな落車があり集団後方は完全にストップを余儀なくされたが、平林は得意のスタートは順調に走り出した。しかし前半のループでリヤタイヤをパンク。ピットまで距離がありランニングでピットインし交換したが、パンクによるギャップは大きく99位となった。
試走から男子2名とも体調は良く、コースも攻略できていただけに悔しいレースとなった。
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(TEXT:JCF強化スタッフ 鈴木雷太)