静岡県伊豆市の日本サイクルスポーツセンターを舞台に開催された『ジャパン・マウンテンバイク・カップ2026』。
最終日に実施されたクロスカントリー・オリンピック(XCO)男子エリートはユアン・ジンウェイが優勝、中国勢による表彰台独占となった。
ジャパン・マウンテンバイク・カップとは?
『東京2020オリンピック』のコースを使用、今年で4回目を迎える国内最高峰の大会である本大会。
特に今大会は、来年この地で開催予定のMTBアジア選手権を見据えた“プレ本番”としての意味合いも強く、アジア各国のナショナルチームが参戦。重要な位置付けのレースとなった。
あまり知られていませんが、2027年のMTBアジア選手権は伊豆CSCのオリンピックコースで開催予定で、ここで優勝した選手が2028年ロスオリンピック代表に直結する可能性が極めて高い。同じ会場に来年のアジア選手権を走る有力選手が揃う今週のレースは、五輪を狙う選手にとって非常に重要なプレ大会です🔥 pic.twitter.com/plZFSwzH3H
— 沢田 時 (@SAWADA_Toki) March 19, 2026
今大会では初開催のキッズレースや90分耐久レース(エンデューロ)なども実施。
3連休ということもあり連日会場には多くの人が足を運び、競技としての緊張感と、イベントとしての賑わいが共存する空間となっていた。
XCO男子エリート
7周回・28.73kmで争われた男子エリートには、28人が出走。
中国やカザフスタンのナショナルチャンピオンのほか、沢田時(Astemo 宇都宮ブリッツェン)、副島達海(TRKWorks)らが顔を揃えた。
序盤、主導権を握ったのは副島と北林力(UNNO FACTORY RACING)。
次いで、沢田や野嵜然新(drawer THE RACING)らが続く展開。
しかし、中盤にかけてユアン・ジンウェイをはじめとした中国勢と、デニス・セルギイェンコ(ウクライナ)が位置を上げていく。
5周完了時点ではユアン・ジンウェイがリードを広げ、チェン・コウユ、フー・シュエフイがそれに続く。
終盤にかけて後続勢も差を詰めるべく懸命に前を追うが、ユアンはブレの少ない安定した走りで厳しいコースを走り切り、2位に約20秒の差をつけてフィニッシュ。
前日に行われたXCCに続く優勝を飾った。2位はチェン・コウユ、3位にフー・シュエフイ。日本人最上位は副島達海。
男子エリート リザルト
| 順位 | 選手名 | 所属 | タイム | |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | ユアン・ジンウェイ | YUAN Jinwei | 中国 | 1:23:16.42 |
| 2位 | チェン・コウユ | CHEN Keyu | 中国 | +22.76 |
| 3位 | フー・シュエフイ | HE Xuehui | 中国 | +41.96 |
優勝:ユアン・ジンウェイ コメント
とてもエキサイティングしていて、すごく良い気分です。
自分の力だけではなくて、チームのメンバー、支えてくれたサポーター、そして応援いただいた皆さんのおかげでこの優勝を勝ち取ることができたと思います。
日本が大好きなので、またレースで戻ってきます。
女子も中国勢が席巻
5周回(20.53km)で争われた女子エリートには12人が出場。全日本チャンピオンである川口うららや石田唯らが出場したが、上位を独占したのは中国勢。
前半から積極的にレースを牽引したリャン・ジェンランが後続を寄せ付けない力強い走りを見せて1位でフィニッシュ。アジアチャンピオンのウー・ジーファンが2位、次いでヤン・マオツオと、こちらも中国勢による上位独占となった。
| 順位 | 選手名 | 所属 | タイム | |
|---|---|---|---|---|
| 1位 | リャン・ジェンラン | LIANG Zhenglan | 中国 | 1:08:37.69 |
| 2位 | ウー・ジーファン | WU Zhifan | 中国 | +1:13.58 |
| 3位 | ヤン・マオツオ | YANG Maocuo | 中国 | +5:58.24 |
各カテゴリーの詳細リザルトについては、公式サイトを参照されたい。












