12月30日、2021年を駆け抜けた競輪界のトップ選手である9人が、約1億円の賞金と「王者」の名誉をかけて競い合う「KEIRINグランプリ2021」。編集部は、苛烈な争いを制し「KEIRINグランプリ2021」への切符を手に入れた各選手へインタビューを実施。

まずは、最も早く「KEIRINグランプリ2021」への出場権を獲得した宿口陽一選手へインタビューを行った。前編/後編の2回に分けてお届けする。前編ではKEIRINグランプリ2021へ初出場を決めた時の想い、トレーニングについてを語っていただいた。

グランプリ初出場 緊張は……する

Q:初めてのグランプリ出場ですが、お気持ちは?

6月に出場が決定しましたが、まだ実感がなかったです。周りの方からお祝いのメッセージで実感が湧きました。あと半年あると思っていたけど、時間が経つのは早いなと感じます。

高松宮記念杯競輪 宿口陽一

Q:緊張も増してきました?

グランプリが近づくにつれ、インタビューをしていただく機会も増えたので、だんだんと緊張感は高まってきました。グランプリの舞台にまだ立ったことがないので、実際どれほどの緊張を感じるのかはわかりませんが、するでしょうね……緊張。

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