ガールズグランプリ2021 出場選手のスポーツ歴

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小林優香

小林優香 ジャパンカップ×HPCJC, 伊東温泉競輪 長迫吉拓撮影

福岡、106期の小林選手。『ガールズグランプリトライアルレース』を優勝しグランプリへの出場を決めた。

自転車トラック日本ナショナルチームにも所属し、2021年は東京2020オリンピックに出場。オリンピックでのスプリントでは日本記録を更新している。

小学年から大学までバレーボールに打ち込んでいた小林選手。高校時代にはインターハイに出場している。しかし165cmという身長もあり大学ではバレーボールに限界を感じ、引退。

その後競輪選手、自転車トラック競技の選手としての道を歩み始めるが、バレーボール部での厳しい練習を経験していたこともあり、競輪学校(現:日本競輪選手養成所)での練習には特にキツさを感じなかったそうだ。

世界でも通用するスプリント力の根幹はバレーボールで培われたものなのかもしれない。

インタビュー:【前編】「レースの前、集中している時の10分間は何も聞こえない」“無敗女王”小林優香の半生と人物像

2021年の主な成績

ガールズグランプリ2021トライアルレース
UCIトラックネーションズカップ(香港)・スプリント銀メダル、ケイリン金メダル
女子スプリント日本記録更新(東京オリンピック)

【日本史上初】小林優香が金メダル獲得 女子ケイリン/ネーションズカップ第2戦・香港

石井寛子

石井寛子, 平塚競輪場, KEIRINグランプリ2020

東京、104期の石井寛子選手。2021年2月にはガールズケイリン史上初の通算400勝を達成している。

高校から始めた自転車競技で『JOCジュニアオリンピックカップ』に出場。2003年にスプリントで銀メダルを獲得している。

高校卒業後は明治大学の自転車競技部に入部。在学時から30歳まで所属していた自転車トラック競技のナショナルチームでは、2007年の『トラックアジアカップ』ケイリンで優勝のほか、2013年のトラック世界選手権などにも出場している。

現在はトラック競技から引退しているが、競輪界のトップ選手の1人として君臨し続けている。

参考:JCFシクリスムエコー(2003年4・5月号)(2007年7月号

2021年の主な競輪獲得タイトル

ガールズケイリンフェスティバル2021 函館ステージ

小林莉子

東京、102期の小林莉子選手。

学生時代はソフトボールをやっており、ポジションは捕手。ソフトボールでのオリンピック出場を目指していたものの、同種目が正式種目から除外されてしまった。高校3年時に祖父から勧められた「ガールズサマーキャンプ」への参加をきっかけに競輪の道へ。

ガールズケイリン1期生としてデビュー。2012年の初開催ガールズグランプリを制し、初代女王となった。

2017年にはプロ野球の始球式に登場し、ノーバウンドの速球を披露している。

参考:東海大学新聞

坂口楓華

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