2021年11月18日からスタートした『第63回朝日新聞社杯 競輪祭(G1)』。例年小倉競輪場で実施される、年のラストのG1開催だ。この終了をもって年末のKEIRINグランプリへの出場選手が決定する。

開催5日目は10〜12Rにて準決勝が実施。自転車トラック競技ナショナルチーム所属選手としては11Rに新山響平が、12Rに新田祐大が進出している。

本記事では5日目のナショナルチーム選手出場レースの模様をお届けする。

1R 寺崎浩平

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 黒沢征治 埼玉/113期
2 2 三谷将太 奈良/92期
3 3 佐々木雄一 福島/83期
4 4 寺崎浩平 福井/117期
5 5 杉森輝大 茨城/103期
6 6 松坂洋平 神奈川/89期
7 椎木尾拓哉 和歌山/93期

残り2周で寺崎が動きだし、三谷-椎木尾を引き連れ先頭へ。残り1周を切ったところで、4番手に控えていた黒沢が加速。黒沢の後ろには杉森が続く。残り半周で黒沢が前に迫ろうとするも、三谷が強烈なブロックでそれを阻み、黒沢は後退。

寺崎が先頭のまま最終ストレートに突入したものの、後ろから追い上げてきた杉森が1着、2着に松坂、3着が三谷となった。寺崎は5着。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 5 杉森輝大 11.6 差し
2 6 松坂洋平 1/2車輪 11.5 差し
3 2 三谷将太 2車身 11.9
4 3 佐々木雄一 1/4車輪 11.6
5 4 寺崎浩平 1/2車輪 12.1 HB
6 7 椎木尾拓哉 1車身 12.0
7 1 黒沢征治 1車身1/2 12.3

2R 菊池岳仁

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 菊池岳仁 長野/117期
2 2 門田凌 愛媛/111期
3 3 中村浩士 千葉/79期
4 4 中本匠栄 熊本/97期
5 5 小川真太郎 徳島/107期
6 原真司 岐阜/86期
6 7 志村太賀 山梨/90期
8 竹内雄作 岐阜/99期

先頭は竹内-原の岐阜コンビ。残り1周、6番手に付けていた菊池が動く。菊池を前に行かせまいと牽制が続き、巻き返しを阻まれた菊池は、少しずつ位置を後方へ下げる。

残り半周を切り、先頭へと躍り出たのは門田-小川-中本の四国ライン。この並びで最終ストレートに入り、1着小川、2着門田、3着中本となった。菊池は6着。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 5 小川真太郎 11.3 差し
2 2 門田凌 1/2車輪 11.5 捲り
3 4 中本匠栄 3/4車身 11.2
4 3 中村浩士 1/2車身 11.2
5 7 志村太賀 4車身 11.5
6 1 菊池岳仁 3/4車身 11.7
7 6 原真司 3車身 12.3
8 8 竹内雄作 7車身 13.2 HB

6R 松井宏佑

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 村上義弘 京都/73期
2 2 井上昌己 長崎/86期
3 3 松井宏佑 神奈川/113期
4 4 鷲田佳史 福井/88期
5 岩津裕介 岡山/87期
5 6 合志正臣 熊本/81期
7 渡部幸訓 福島/89期
6 8 山本伸一 京都/101期
9 太田竜馬 徳島/109期

松井-渡部の東日本ラインが先頭。山本-村上-鷲田、井上-合志そして太田-岩津の一列棒状を保ったまま残り1周半。

3番手の山本が加速し2番手の渡部に並ぶも、先頭の松井を捉えられず。松井がトップをキープしたまま、渡部、山本、井上の順で最終ストレートへ。最後は5車が横並びになるものの、1着渡部、2着松井、3着井上となった。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 7 渡部幸訓 11.5 差し
2 3 松井宏佑 1/4車輪 11.7 逃げ HB
3 2 井上昌己 1/8車輪 11.2
4 8 山本伸一 1/2車輪 11.6
5 9 太田竜馬 1/2車輪 11.1
6 1 村上義弘 1/2車身 11.6
7 6 合志正臣 3/4車輪 11.2
8 4 鷲田佳史 3/4車輪 11.6
9 5 岩津裕介 3車身 11.3

準決勝 新山響平・新田祐大

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