2021年11月18日からスタートした『第63回朝日新聞社杯 競輪祭(G1)』。例年小倉競輪場で実施される、年のラストのG1開催だ。この終了をもって年末のKEIRINグランプリへの出場選手が決定する。

開催4日目となる11月21日には「ダイヤモンドレース」が実施された。自転車トラック競技ナショナルチームからは新田祐大が出場したこのレースの勝者は、園田匠となった。

本記事では、4日目のナショナルチーム選手出場レースの模様をお届けする。

3R 菊池岳仁

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 門田凌 愛知/111期
2 2 菊池岳仁 長野/117期
3 3 鷲田佳史 福井/88期
4 4 佐々木雄一 福島/83期
5 5 松岡健介 兵庫/87期
6 合志正臣 熊本/81期
6 7 渡部哲男 愛媛/84期
8 藤井侑吾 愛知/115期

残り1周半で動き出した菊池。連携する佐々木を連れ、残り1周で完全に前に出る。残り半周、3番手の位置にいた松岡が加速。その後ろには鷲田、渡部と続いて、残り1/4周で完全に先頭に。菊池は後退してしまう。

この3車がそのまま突っ切り、松岡、鷲田、渡部の順でフィニッシュした。菊池は6着。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 5 松岡健介 11.4 捲り
2 3 鷲田佳史 3/4車輪 11.4 マーク
3 7 渡部哲男 1/2車身 11.3
4 6 合志正臣 2車身 11.4
5 4 佐々木雄一 3/4車輪 11.7
6 2 菊池岳仁 2車身 12.1 HB
7 8 藤井侑吾 3/4車身 11.5
8 1 門田凌 2車身 12.0

5R 寺崎浩平

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 寺崎浩平 福井/117期
2 2 佐藤友和 岩手/88期
3 3 小川真太郎 徳島/107期
4 4 松坂洋平 神奈川/89期
5 神田紘輔 大阪/100期
5 6 藤岡隆治 徳島/98期
7 田中晴基 千葉/90期
6 8 櫻井正孝 宮城/100期
9 東口善朋 和歌山/85期

残り1周、後方7番手から寺崎がスパートをかける。しかしそれに合わせて踏み込んだ小川が内に入り、寺崎は外側に膨らむ形に。これを堪えた寺崎はさらに前を目指していくものの、3番手に並びかけたところで失速。残り1/4周、先頭から松坂、田中と続き、内側を掬って櫻井が位置を上げる。

1着でフィニッシュしたのは櫻井。2着争いには5車が横並びになったが、2着田中、3着藤岡となった。寺崎は9着。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 8 櫻井正孝 11.6 差し
2 7 田中晴基 1車身1/2 11.9 差し
3 6 藤岡隆治 1/2車輪 11.7
4 9 東口善朋 1/4車輪 11.7
5 4 松坂洋平 1/4車輪 12.1 HB
6 2 佐藤友和 1/4車輪 11.7
7 5 神田紘輔 3/4車身 11.7
8 3 小川真太郎 1車身1/2 11.7
9 1 寺崎浩平 3/4車輪 12.1

松井宏佑・新山響平・新田祐大

1/2 Page