トラック世界選手権2018大会3日目、男子スプリントにエントリーした河端朋之選手、脇本雄太選手、渡邉一成選手のインタビュー。強豪ひしめく男子スプリントで惜しくも敗退となった、その胸中を伺った。
河端朋之選手インタビュー
レンデル選手が相手でしたが、勝てない相手ではなかったのでは?という印象でした。
前に出れればですかね。前に出るタイミングを100m位早めに仕掛けるべきでした。相手がペースを上げ始めた所だったので、躊躇してしまったのが勿体なかったですね。
ケイリンで銀メダル。昨日は寝れましたか?
少し身体が火照ってしまったので、あまり寝れませんでした。
スプリントの結果を補って余りある結果を残していますよね?
いや、昨日の勝ちを帳消しにしてしまうような負け方だったので…予選もタイムが出ていませんですし。ちょっと焦って踏みすぎてしまった部分があったかと。
今後はケイリン、スプリント、どちらかに絞っていくのでしょうか?
ケイリンで勝つためにハロンのタイムも必要ですし、どちらかに絞るとのは勿体ないと思っています。
脇本雄太選手インタビュー
なぜかスプリントが上手くなってますよね?
良かったですよね(笑)河端さんを参考にしています。
でも、ブノワコーチからは素直に走りすぎて、相手にとって良い目標になりすぎていると言われました。
まだまだスプリントは経験が浅いから、もっと練習が必要ですね。小学生と高校生の戦いみたいになってます。難しいですね。
渡邉一成選手インタビュー
今シーズンはこれで最後の走りとなりましたが?1本目、2本目、どうでしたか?
1本目は内側をもっと閉めて、加速すれば良かっただけでした。2本目は少し噛み合わなかったですね。これで終わってしまうというのは正直不本意で、悔しい締めくくりになってしまいました。
今シーズンは第1戦で怪我をしてしまい、競技のケイリンやスプリントは走れなかったので、結果的にこの世界選手権ではケイリンに出場できなかったですし、アジア選手権でも負けてしまいました。
スプリントはアジア選手権で勝てたものの、結局ワールドカップで走ってない分、感覚のずれというか、少し噛み合っていない感じでした。
スプリントは特にレース感が大事だと思います。250mのトラックで、スプリントの実践を積む機会が今シーズンはなかなか無かったので、来年はたくさん走れれば良いと思っています。また来シーズンに向けて体調を整えていくだけです。まだまだ頑張ります。