トラック世界選手権2018男子スプリント、今大会のケイリンで準優勝の河端朋之、脇本雄太、アジア王者の渡邉一成が出場。ケイリン優勝者や欧州チャンピオン、ディフェンディングチャンピオンなど、強豪がひしめき合う男子スプリントで健闘するも、河端が1回戦、渡邉・脇本が2回戦敗退となった。

スプリントとは

スプリントは200mのタイムトライアル(TT)で順位を決める予選。そしてその予選のタイムを基に1対1の対戦方式となる勝ち上がりトーナメントが組まれる(1回戦、2回戦、準々決勝、準決勝、決勝)。予選を通過する人数は参加する選手の数によって異なる。今回は35人中28人が予選通過となる。

予選 200mフライングタイムトライアル

男子スプリントは35人が出場した。日本からは2日目のケイリンで準優勝を果たした河端朋之脇本雄太、そしてアジアチャンピオンとして出場する渡邉一成の3人が出場した。

各国からはケイリンで優勝したプエルタ(コロンビア)、ディフェンディングチャンピオンのドミトリエフ(ロシア)、欧州チャンピオンのビジエ(フランス)などの猛者が集い、誰が優勝しても不思議ではないといった様子だ。

予選の結果は河端が9秒969で23位、脇本が9秒962で21位、渡邉が9秒944で19位と3人とも予選を通過する。

予選19位:渡邉一成

予選21位:脇本雄太

予選23位:河端朋之

予選1位ジェフリー・ホーフラント

予選2位:マシュー・グレッツァー

予選3位:セバスチャン・ビジエ

予選リザルト

順位 チーム 選手名 TIME
1 オランダ HOOGLAND Jeffrey 9.674
2 オーストラリア GLAETZER Matthew 9.677
3 フランス VIGIER Sebastien 9.701
4 オランダ LAVREYSEN Harrie 9.709
5 イギリス CARLIN Jack 9.715
6 ポーランド RUDYK Mateusz 9.742
7 ロシア DMITRIEV Denis 9.754
8 イギリス OWENS Ryan 9.759
9 フランス LANDERNEAU Melvin 9.787
10 リトアニア LENDEL Vasilijus 9.788
11 ニュージーランド MITCHELL Ethan 9.805
12 カナダ RITTER Stefan 9.828
13 ニュージーランド DAWKINS Edward 9.843
14 コロンビア PUERTAS ZAPATA Fabian Hernando 9.852
15 フランス HELAL Rayan 9.878
16 ロシア YAKUSHEVSKIY Pavel 9.920
17 ドイツ LEVY Maximilian 9.923
18 カナダ BARRETTE Hugo 9.934
19 日本 渡邉一成 9.944
20 チェコ CECHMAN Martin 9.959
21 日本 脇本雄太 9.962
22 ポーランド ZIELINSKI Damian 9.968
23 日本 河端朋之 9.969
24 ニュージーランド WEBSTER Sam 10.002
25 韓国 IM Chaebin 10.030
26 ドイツ ENGLER Eric 10.056
27 ロシア SHURSHIN Nikita 10.070
28 マレーシア AWANG Mohd Azizulhasni 10.072

大会公式リザルト

日本の3人は予選の結果を受けて、1回戦(1/16決勝)を以下組み合わせで戦うこととなった。

  • 河端朋之(予選23位)vs レンデル(予選10位 リトアニア)
  • 脇本雄太(予選21位)vs リッター(予選12位 カナダ)
  • 渡邉一成(予選19位)vs プエルタ(予選14位 コロンビア)

1回戦(1/16決勝)