「ロードバイク」と競輪の「レーサー」は別物。
おいおいおいおい!!
レ、レーサー!?
「バイク」と「レーサー」って違うの!?
動転しながら光の速さでインターネッツ!!!!
【スピードに特化し、そして競輪場・・・、バンクを走る事だけに技術と先人の知恵を集約させたマシン】
調べて出てきたことを簡潔に纏めると、競輪用の自転車の特徴は上記文章に集約される。
自転車の究極形態感がハンパない。
じゃあもっと詳しく調べてやろうじゃないか!!
競輪のレーサーの特徴は
とにかく速く、力強く。選手と一体化し走るためだけに生まれたマシーン。
レースで使用する自転車のことをレーサーと呼びます。それぞれの選手に合うように全てのパーツが綿密にチューニングされている、完全なオーダーメイド。
レーサーの随所に、選手の体と一体になってバンクを走る工夫が凝らされています。
1.ブレーキがない
レーサーは、速く走るためだけに生まれた自転車です。「スピードを出すために必要のないもの」を極限まで排除したため、ブレーキはついていません。スピードの調整は、選手が自らの足の力で漕ぐスピードを調整して行います。
2.フレーム
レーサーのフレームは、しなやかさと強さがバランスよく融合した鉄(クロモリ鋼など)で作られており、一台一台ビルダーと呼ばれる職人の手作りです。ですから、レーサーのフレームは世界でひとつ。全く同じものは他にありません。
3.後輪ギヤ
後輪ギヤが固定されているので、ペダルが空回りしない「踏み切り」になっている点も普通の自転車とは違う点です。
4.ギヤ倍数(※)のチョイス
ギヤ倍数は小さいほど漕ぐ力は軽くなり、短時間でトップスピードに到達しますが、トップスピードを持続するには、より多くペダルを回転させる必要があります。
ギヤ倍数が大きいと漕ぐ力が重くなり、トップスピードになるまで時間がかかりますが、少ない回転でトップスピードが持続できます。
※ギヤの倍数
自転車のペダルがついているギヤの歯車の数÷後輪ギヤの歯車の数5.タイヤ
レーサーのタイヤは外径は675mm、太さは22mm。走路との接地面を小さくすることにより、摩擦を減らし、速く走るための工夫が凝らされています。
KEIRIN GUIDEより引用
ブレーキを搭載していない自転車!
スピードに全振りした超特化マシンゆえ、ブレーキも搭載していないとはビックリした!後輪ギヤも固定ということは、ペダルを逆回しすれば逆向きに走るということか。レーサーを止めるときにはこのあたりをうまく使ってスピード調整をするのだろうか。
編集T「なるほどね!これ、おれたちが漕いだら確実に足がもつれてヤバイことになるやつでしょ!どうやって漕いでるのか、実際に見てみたいよね!」
見てみたい、とは確かに思うものの、どうせ競輪場に行くならばもうちょっと知識をつけたいところ。
てか、自転車一つでこんなにも奥が深いってのが何よりも衝撃的。
どうやって漕いでいるとかそんな次元ではなく、この走りのみに特化したレーサーなる自転車が、一体どんなスピードで、どんな走りを見せてくれるのか、純粋にそこに魅了されてしまった!!!
まだまだ勉強不足で知らないことだらけだ。知っているつもりで知らないことだらけ。
奥が深すぎる。
都度調べ、色々まとめて行こうと思うのでお楽しみに。
ではまた。
文/アオヤギソースケ