2021年6月17日(木)〜20日(日)、岸和田競輪場で開催の『第72回高松宮記念杯競輪(G1)』。「宮杯(みやはい)」の名でも親しまれ、東西対抗で争われるG1レース。

開催最終日の最終12Rにて実施された決勝戦。自転車トラック競技ナショナルチームから山﨑賢人も出走したこのレースにて宿口陽一が勝利。第72回高松宮記念杯競輪を制した。

本記事では決勝のほか、ナショナルチームメンバーの出走レースをレポートする。

12R 決勝戦

枠番 車番 選手名 府県/期別
1 1 稲川翔 大阪/90期
2 2 松浦悠士 広島/98期
3 3 佐藤慎太郎 福島/78期
4 4 山﨑賢人 長崎/111期
5 吉田拓矢 茨城/107期
5 6 小松崎大地 福島/99期
7 清水裕友 山口/105期
6 8 宿口陽一 埼玉/91期
9 守澤太志 秋田/96期

残り1周半で仕掛ける松浦-清水の中国ラインに、単騎の稲川、山﨑が続く。残り1周で先頭になった松浦。そこへ清水、山﨑が並びかける。

残り1/4周では内に清水、外に山﨑が並走。その外から吉田-宿口の関東ラインが迫る。

最後に抜け出した宿口が1着でフィニッシュ。2着は吉田とワンツーフィニッシュを決めた。3着は守澤、山﨑は4着となった。

競走結果

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 8 宿口陽一 10.9 差し
2 5 吉田拓矢 1/2車身 11.1 差し
3 9 守澤太志 1/2車身 10.9
4 4 山﨑賢人 1/2車輪 11.2 B
5 7 清水裕友 1/2車輪 11.3
6 3 佐藤慎太郎 1/2車輪 11.1
7 1 稲川翔 3/4車身 11.2
8 2 松浦悠士 5 車身 11.8 H
9 6 小松崎大地 1 車身 11.7

初出場にして優勝、宿口陽一インタビュー

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