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新村穣(神奈川・119期)

Q:いよいよデビュー戦ですね。

はい。そんなに緊張はしていません。走りの部分で楽しみな部分が多いです。選手として初めて、お客さんの前で走って、車券を買って頂くということが感慨深いなと思っています。

Q:東京オリンピックテストイベントを終えてから、調子は?

実はテストイベントの前にちょっと入院していた期間があって、あまり練習出来ないままテストイベントに臨んでいました。それ以降はしっかり練習も出来て、体力面や体調面での不安はありません。持てる力を精一杯出して行きたいなと思っています。

Q:中長距離選手として走ったテストイベントの翌週に、短距離である競輪の競走です。コンディショニングに苦労しましたか?

そんなに苦労してないです。どちらかというとテストイベントでキツい部分があって、今回の競輪では順調に練習が出来ているので、不安とかもあまりないですね。

Q:どのような走りをしたいですか?

競輪で求められているもの、自分がやっていきたいことが、ハッキリ見えているわけではないんですけど、養成所では自力や先行で通してきた部分があります。そこが卒業してからどれだけ成長しているか、見ていきたいなと思っています。

Q:他の同期の選手と比較すると、ナショナルチームメンバーとして卒業後の実戦の機会は多かったかと思います。レースを実際に走れたことは自信につながりましたか?

トラック競技と競輪のセオリーにはズレがあると感じていたんですが、それでもどちらにも通ずるものはあります。自分の中で上手く吸収して出していけたら、成績にも繋がっていくのかなと思っています。

卒業してから、川崎競輪場でたくさん練習させていただいたので、その分の経験値はあるかなと思っています。

Q:今回の6車立てについてはいかがですか?

欠場もあって、もしかしたら6車になる可能性も多そうだなと感じています。人数が少ない方が力通りのレースが出来やすいのかなと思っているので、人数の増減で気持ちの変化はないかなと思います。

ただそれを意識したレースの組み立てをしていきたいです。

Q:中長選手としては、やはり逃げや先行で勝ちたいですか?

そうですね。出来るだけ長い距離を踏んだり、ハイペースに持ち込んだ方が、自分の有利な展開に持ち込めるかなと思っています。

Q:意識している選手は?

そうですね・・・やっぱり在校成績1位の犬伏選手です。わざわざ徳島からこっちまで来ています。同期の強い選手を今自分たちの目標にしないといけないと思っています。その選手に対してどうレースを組み立てていくのか。また自分以外にも先行したい選手もいるはずなので、そういった選手たちの中で、自分の地位がどれくらいにあるのかをしっかり見定めていきたいです。

Q:静岡競輪場の印象は?

まだ走ったことがないですが、綺麗なバンクなので走ってみるのが楽しみです。同じ南関東の地区なので沢山応援もしていただけるのかなと思っています。

Q:最後に、本開催の目標と意気込みをお願いします。

今開催では3日間、先行勝負をしていきたいと思っています。主導権をしっかり取って、次のレースに繋がる走りをしていきたいです。

内野艶和(福岡・120期)

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