2021年2月26〜27日で開催された、日本競輪選手養成所第119・120回生の「卒業記念レース」。本来は静岡競輪場での開催が予定されていたが、新型コロナウイルス感染拡大防止の観点から、日本競輪選手養成所で無観客実施に変更された。

2日目の最終レースはとうとう決勝戦。119回生(男子)の優勝者は桑名僚也、120回生(女子)の優勝者は西脇美唯奈となった。

本記事ではレースの詳細と、共同記者会見インタビューをお届けする。

男子決勝

車番 候補生番号 氏名 府県
1 24 犬伏湧也 徳島
2 7 志田龍星 岐阜
3 8 山根将太 岡山
4 64 山崎航 山口
5 17 桑名僚也 埼玉
6 14 大槇大介 岡山
7 26 渡口勝成 山口
8 30 木村皆斗 茨城
9 10 上野雅彦 香川

犬伏、志田、上野はここまでの3戦を1着で通過しており、完全優勝に大手をかけていた。

上野、志田、桑名、木村、犬伏、渡口、山崎、大槇、山根の並びで周回は進む。

残り2周から大槇が動くが、いったん2番手に収まる。残り1周半で飛び出したのは山根。2番手の位置で志田、犬伏らも前へ向かおうとするが、山根が頭一つ飛び抜けた状態で残り1周を切る。

残り半周、満を辞して動いたのは桑名。先頭へ飛び出した桑名はそのまま押し切り、1着フィニッシュとなった。

2着志田、3着渡口。

車番 氏名
1 5 桑名僚也
2 2 志田龍星
3 7 渡口勝成
4 9 上野雅彦
5 1 犬伏湧也
6 6 大槇大介
7 8 木村皆斗
8 3 山根将太
9 4 山崎航

女子決勝

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