1月25日に発表された、2020年のJKA優秀選手。例年なら報道関係者を招いての表彰式が執り行われるところだが、本年は新型コロナウイルス感染拡大の影響を鑑みて中止に。
その代わりに、各受賞者からリモートでコメントが寄せられた。本記事では受賞者らのコメントをお届けする。
脇本雄太(福井・94期)
最優秀選手賞・国際賞
トラック世界選手権で銀メダルを獲り、東京オリンピックへと弾みのついた1年でした。オリンピック延期は残念ですが、(開催されていたら)メダルを獲れた自信はあります。
Q:オリンピック順延があり、国内出走も増えた1年でした。
去年は走る本数も増え、しっかり国内競輪に集中できましたが、良い面も残念な面もありました。
Q:2020年の成績は満足のいくものでしたか?
KEIRINグランプリを獲りたかったので、そこが心残りです。2019年は惜しい2着でしたが、2020年は惜しくない2着でした。
Q:レースでは警戒されることが多くなっています。
日本の競輪だけでなく、競技のケイリンでも警戒されています。自分の気持ちを強く持つことが大事だと思っています。ただ、今のところは気持ちでなんとかなっていますが、いずれ通用しなくなると思うので、しっかり対策を練っておきたいと思います。
Q:2021年の展望、抱負を聞かせてください。
常に「勝つ」という気持ちで戦い、オリンピックで金メダルを取ることが目標です。オリンピックが終わるまで国内レースへの出走回数は減ってしまいますが、終わったら国内の競輪に戻り、GⅠを獲ってKEIRINグランプリ出場を決め、今年こそはKEIRINグランプリで優勝したいです。
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