小林優香、前田佳代乃が出場した女子ケイリンでは、小林が決勝でナターシャ・ハンセン(ニュージーランド)ら強豪と対戦。メダルまであと一歩の4着となった。
予選を勝ち抜き、小林優香が決勝へ
女子ケイリンには14人が出場。1回戦は7人ずつの2組。各組3着までが決勝へ。4~6着までは7~12位決定戦へと回る。
女子ケイリン1回戦1組
1組目には日本から前田佳代乃が出場。前田は1回戦を5着でフィニッシュ。決勝進出はならずに7~12位決定戦へと回る。
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
---|---|---|---|
1 | アメリカ | GODBY Madalyn | |
2 | ロシア | SHMELEVA Daria | +0.058 |
3 | ウクライナ | BASOVA Liubov | +0.084 |
4 | SDF | MOHD ADNAN Farina Shawati | +0.119 |
5 | JPC | 前田佳代乃 | +0.263 |
6 | カナダ | WALSH Amelia | +0.465 |
7 | 中国 | TANG Mengqi | +1.318 |
女子ケイリン1回戦2組
続く2組目には日本から小林優香が出場。最後尾からスタートした小林だが、前が団子状態になり、一旦インに詰まるも、最後には外から捲り上げて1回戦を3着で終える。その結果、決勝進出を果たした。
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
---|---|---|---|
1 | ニュージーランド | HANSEN Natasha | |
2 | チェコ | KANKOVSKA Sara | +0.041 |
3 | 日本 | 小林優香 | +0.058 |
4 | 韓国 | LEE Hyejin | +0.101 |
5 | TCT | WANG Tzu Chun | +0.583 |
6 | HBT | BAO Shanju | +0.618 |
7 | アイルランド | MCCURLEY Shannon | +0.648 |
7〜12位決定戦
7~12位決定戦では、前田が最終周回を前に最後尾から2番手、3番手まで上昇していくが、それ以上前に出ることができずに最後は4着でフィニッシュ。最終成績を10位として今大会のケイリンを終える。
ケイリン女子決勝リザルト7〜12位
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
---|---|---|---|
7 | 韓国 | LEE Hyejin | |
8 | HBT | BAO Shanju | +0.160 |
9 | SDF | MOHD ADNAN Farina Shawati | +0.268 |
10 | JPC | 前田佳代乃 | +0.337 |
11 | TCT | WANG Tzu Chun | +0.443 |
12 | カナダ | WALSH Amelia | +0.748 |
小林優香、メダルまであと一歩の4着
決勝に進出したメンバーは小林優香、シュメレバ(ロシア)、バソワ(ウクライナ)、ハンセン(ニュージーランド)、カニュコフスカ(チェコ)、ガッドバイ(アメリカ)の6人。
レースはガッドバイが先頭、小林が2番手、そしてその他の強豪が後ろへ続き、隊列が進んでいく。
ペーサーが退避した残り3周。誰もが後方からの上がりを気にしながらレースが進み、残り2周となってペースが上がり、小林が前段を伺うと外からバソワ、ハンセン、シュメレバが上がってくる。
小林は残り1周を切ったところで内側に詰まってしまう。残り半周で外に出ようとする小林だが、前方にガッドバイ、そしてバソワが並走して前への抜け道が空かず。そのままフィニッシュラインへ駆け込むも、メダルに1歩届かず4着となった。
優勝は先頭を守りきったガッドバイ、2位にハンセン、3位にバソワ、4位は小林、5位にシュメレバ、最後はカニュコフスカという結果となった。
ケイリン女子決勝リザルト1〜6位
順位 | チーム | 選手名 | TIME |
---|---|---|---|
1 | アメリカ | GODBY Madalyn | |
2 | ニュージーランド | HANSEN Natasha | +0.044 |
3 | ウクライナ | BASOVA Liubov | +0.059 |
4 | 日本 | 小林優香 | +0.085 |
5 | ロシア | SHMELEVA Daria | +0.125 |
6 | チェコ | KANKOVSKA Sara | +0.295 |
ケイリン女子決勝リザルト
Text : Mizuki Ida
Photo : Shutaro Mochizuki