2020年7月23日〜26日に福井競輪場にて開催された『不死鳥杯(GⅢ)』。地区内あっせん・7車立て9R制にて行われた本開催には、自転車トラック競技日本ナショナルチームから東京オリンピック日本代表内定の脇本雄太、Bチームの寺崎浩平が出場していた。

最終日26日、8Rに出走した寺崎は6着。決勝9Rでは完全優勝をかけて出場した脇本が逃げ切って優勝。地元で完全優勝を飾った。

決勝9R

1 脇本雄太 福井/94期
2 高橋和也 愛知/91期
3 松岡健介 兵庫/87期
4 東口善朋 和歌山/85期
5 村上義弘 京都/73期
6 伊原克彦 福井/91期
7 坂口晃輔 三重/95期

決勝は雨の中でのレースとなった。高橋-坂口の中部ラインと、近畿は脇本-松岡-東口、伊原-村上の2つのラインに分かれた3分戦。

伊原-村上、高橋-坂口、脇本-松岡-東口の並びで周回が進む。残り1周半のタイミングで脇本が発進。ラインの松岡、東口を引き連れ、残り1周時点では完全に先頭となる。伊原-村上がそれに続くが、伊原は残り半周で後方へ下がる。残った村上と坂口、高橋が脇本ラインを追うが、なかなか距離が縮まらない。

そのまま逃げ切った脇本が1着でフィニッシュ。松岡が2着、東口が3着でラインでのワンツースリーフィニッシュとなった。

車番 選手名 着差 上り 決まり手 H/B 個人状況
1 1 脇本雄太 11.0 逃げ HB
2 3 松岡健介 1車輪 10.9 マーク
3 4 東口善朋 3/4車身 10.8
4 7 坂口晃輔 2車身 10.6
5 5 村上義弘 1/2車身 10.8
6 2 高橋和也 4車身 11.2
7 6 伊原克彦 6車身 11.8

脇本雄太インタビュー

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