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橋本英也(男子オムニアム)
多くのレースがキャンセルになっている中、今日も福井競輪場に来ていますが、競輪を走ることができるのはすごく良いモチベーションになっています。
生まれ育った岐阜、大学時代を過ごした鹿児島、オリンピックに向けて練習拠点となった静岡県と、僕には3つの地元があります。コロナで大変な時期ではありますが、皆様に感動を与えるような走りをしたいと思いますし、医療関係の方々にも感動を届けたいという思いがあります。
緊急事態宣言中もインドアでトレーニングを続けており、時にはZWIFTのバーチャル環境で海外の友人と走ったりして、楽しくトレーニングに取り組んできました。
オリンピックの延期はチャンスだと思っています。今年2月の世界選手権の時点では、自分を持っていきたいレベルまで引き上げることができず、予定通りのオリンピックでは厳しいと感じる部分もありました。これからは有酸素域の向上とスピードを強化したいと思っています。1年延期になったことで準備の時間が増え、メダル獲得の可能性を高められると思います。
オリンピックの具体的な目標としては、オムニアム4種目のうち最初の3種目で3位以内に入り、金メダルを取れる位置で最後のポイントレースに臨むことです。オリンピックではメダル獲得を目指して頑張ります。
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