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新田祐大(男子ケイリン・スプリント)

延期が確定したことで、気持ち的にはオリンピック金メダル獲得のための、成長の1年ができたと思っています。これからの1年は僕の持ち味である「爆発的な瞬発力」をもっと高めていきたいと思っています。そしてスピード持久力や耐乳酸力をさらに強化していきたいです。

東京オリンピックという大きな舞台で、日本発祥の競技であるケイリンの代表に選出されたことは僕の誇りです。僕の師匠である班目秀雄さんも前回大会の東京オリンピックに出場していたので、東京オリンピックには熱い想いをかけてきています。

オリンピックの金メダルだけを目指してやってきました。それを獲得できるように日々のトレーニングに尽力していきたいと思います。

チームメートやスタッフの皆さん、家族の支えがモチベーションに繋がっています。そして一般の皆さんの反応も、ポジティブな気持ちを与えてくれます。地元の福島の皆さんには、長くお待たせしてしまいました。こうして東京オリンピック内定を発表・ご報告できることをとても嬉しく思います。

2011年3月11日に東日本大震災があって、たくさんの人たちの想いを受けて2012年のロンドンオリンピックに出場し、たくさんのものを得ました。次の東京オリンピックでは、皆さんにもらったエネルギーを結果として恩返しできるよう、頑張っていきたいと思います。

脇本雄太(男子ケイリン・スプリント)

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