「競輪選手の年収」ってどれくらい?
競輪選手は現在約2200人。トップ選手からデビューしたての選手までバラエティ豊かで、その年収も人それぞれ。
本記事では公式に発表されている平均年収のほか、選手の級班や出場レース数から賞金額を計算した月収の例をご紹介。これを読んだら競輪選手を目指したくなる・・・かも?
競輪選手のカテゴリー
競輪選手には級班がある。男子はA級3班からスタートする6つのカテゴリーから成る。女子のガールズケイリンはL級1班の1カテゴリーのみ。
男子選手は年に2回、成績に応じて級班の入れ替えが行われ、成績の悪い状態が続けば選手登録の抹消・競輪界から去ることとなる。選手たちは常にシビアな戦いの中にいるのだ。
特別昇級
年2回の級班入れ替えの他にも、『特別昇級』という制度がある。
開催の第1日目及び第2日目(4日通しの開催は第3日目まで)の着順が1着の優勝(完全優勝)を連続3回すれば、直ちにA級からS級2班に昇級することができる。
また、レインボーカップに出走し1着から3着となった選手も同様の措置となる。
なお特別昇級した選手は、直近次期及び次々期もS級2班が保証される。
公式発表の獲得賞金額
デビュー後6ヶ月(2018年7月〜12月)の新人選手獲得賞金トップ3は以下の通り。
男子 | 女子 | |
1位 | 640万円 | 560万円 |
2位 | 600万円 | 470万円 |
3位 | 590万円 | 450万円 |
※参考:日本競輪選手養成所案内より
競輪選手の級班別平均獲得賞金は以下の通り(2018年)。
男子 | 獲得賞金(平均) |
SS | 約1億800万円 |
S1 | 約2,160万円 |
S2 | 約1,230万円 |
A1 | 約870万円 |
A2 | 約730万円 |
A3 | 約580万円 |
女子 | 獲得賞金(平均) |
L級1班 | 630万円 |
※参考:日本競輪選手養成所案内より
男子選手のSS〜A3までの平均は約2700万円(2018年)。
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