2020年5月8日〜10日にかけて名古屋競輪場にて開催されていた中京スポ杯ST一宮CTC(FⅠ)。最終日10日の最終11レースを寺崎浩平が制し、出走3レースを全て1着、完全優勝を果たした。

名古屋FⅠ最終11レース

ナショナルAチームから、チームスプリントで活躍する雨谷一樹、ナショナルBチームからは爆走中のルーキー・寺崎浩平が決勝戦に進出した。

JKA250落成式、雨谷一樹

雨谷一樹

1 松岡篤哉 岐阜/97期
2 雨谷一樹 栃木96期
3 三谷政史 奈良/93期
4 寺崎浩平 福井/117期
5 佐藤龍二 神奈川/94期
6 舛井幹雄 三重/71期
7 椎木尾拓哉 和歌山/93期
8 伊藤正樹 愛知/71期
9 川口聖二 岐阜/103期

レースは2025m、トラック5周回。

先頭誘導員の後ろは寺崎-椎木尾-三谷の近畿ライン。4番手・5番手は単騎の雨谷、佐藤が続き、その後ろは中部ラインの川口-松岡-伊藤-桝井。

残り2周の先頭誘導員離脱のタイミングに合わせて、川口らの中部ラインが前に出て、単騎の雨谷、佐藤はそれに続いて寺崎の前を取る。佐藤は寺崎を外から抑え、封じ込める形に。

残り1周、先頭4車の中部ラインから大きく車間を空けた雨谷。残り半周で雨谷の後ろに続いていた寺崎が動き出し、どんどん追い上げて中部勢へと迫る。雨谷は寺崎の後ろで続いていく。

最終ストレートに入ると、寺崎、松岡、伊藤、川口がほぼ横並びになるが、そこから圧倒的なスピードで抜け出し1着を獲ったのは寺崎。2着と3着は僅差でそれぞれ松岡、伊藤となった。雨谷は5着でフィニッシュ。

寺崎浩平インタビュー

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