2月29日、ドイツ・ベルリンで『世界選手権トラック2020』男子スプリントの予選が行われ、日本から出場した新田祐大が200mフライングタイムトライアル(助走を付けた200mメートル走)で9秒562を記録。これまでの日本記録を約0.5秒更新した。
大会前の日本記録は2019年12月に行われたワールドカップ第4戦ニュージーランドで、深谷知広が記録した9秒609。
この種目に出走した35人中14番目に走った新田の予選タイムは9秒562。大会前の日本記録をおよそ半秒上回る走りで予選を8位で突破した。
そして32番目に出走したのは深谷知広。深谷は予選のタイムは9秒607、予選を13位で通過した。
予選トップ5+日本人予選結果
1位 | 9秒253 | ハリー・ラブレイセン(オランダ) |
2位 | 9秒322 | ジェフリー・ホーフラント(オランダ) |
3位 | 9秒434 | マテウス・ルディク(ポーランド) |
4位 | 9秒522 | デニス・ドミトリエフ(ロシア) |
5位 | 9秒548 | アジズルハスニ・アワン(マレーシア) |
8位 | 9秒562 | 新田祐大(日本) |
13位 | 9秒607 | 深谷知広(日本) |
日本から出場した2人はこのあと対戦方式のスプリント勝負を繰り広げる。現地29日に行われるのは準々決勝まで。準決勝、決勝は大会最終日となる3月1日に実施される。