目の前で金メダルを逃したケイリン
ケイリンは前回大会で「目の前で金メダルを逃した」という悔しさが1年間ずっとありました。勝つためだけに1年間を費やしたつもりでいるので、しっかり自分の目指してきた物は何か再確認して掴み取りたい物、「世界一」を得られるようにしたいです。
Q:そのために大事なことは?
「恐れず攻める」です。昨シーズンの世界選手権は、レースの中での気持ちの変わり方だったり、戦い方が少し周りの選手たちに影響されている部分がありました。今回は自分がレースを支配して、レースを組み立てる。それが勝ちに繋がると思うので、そこを意識していきたいと思っています。
Q:スプリントは?
スプリントは欲を言えばメダルを狙いたいですが、コーチと話をして作戦を組んで、一戦一戦やらなければならないことを遂行出来ればと思います。
オリンピック前最後の、そしてオリンピックでトラック競技からの引退を明言している新田にとっては「自身最後」の世界選手権。その思いはどのような形に結実するのか。
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