女子チームパシュート
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第4戦で頭一つ抜けたタイムで優勝したニュージーランドはメンバーを大幅に変更してのエントリー(ブライオニー・ボサ/ミケイラ・ドラモンド/ハイメ・ニールソン/ラクエル・シース)。ニールソン以外は若手の構成で挑む。
そして世界王者のオーストラリア(アシュリー・アンクディノフ/ジョージア・バーカー/アネット・エドモンソン/アレクサンドラ・マンリー)の両国が、再び優勝候補として挙がる。
前大会を落車DNFによって終えたアメリカ。しかし1回戦の落車までのラップタイムを比較すると、3位決定戦へと進んだカナダ・ポーランドと同程度の実力を持っており、上位争いに加わる可能性も。銅メダル争いはカナダ・アメリカ・ポーランド辺りが有力か。
女子オムニアム
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2大会連続金メダルを獲得した梶原悠未は不在。第1戦覇者であり、ポイントレース世界選手権でメダル獲得歴のあるジェニファー・バレンテ(アメリカ)や、第4戦終了時ワールドカップランキング4位の若手ダリア・ピクリク(ポーランド)、ワールドカップ優勝歴のあるアネット・エドモンソン(オーストラリア)、第4戦銅メダル獲得のアリソン・ベバレッジ(カナダ)など。
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バレンテ(アメリカ):110ポイント
各選手の直近の成績を比較しても、バレンテとベバレッジの2強が大きくレースを動かす存在となりうるが、キルステン・ウィルトや梶原のような強豪が不在であるため、混戦になる事が予想できる。
女子マディソン
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オーストラリア(バーカー/エドモンソン)
第4戦で勝利を勝ち取ったオーストリアが再び優勝候補と言える。チームパシュートやオムニアムでも活躍するバーカーとエドモンソンがエントリー。リザーブのマンリーも、マディソンオセアニア王者の実力を持つ。
そのほかオムニアムでも活躍するダリア・ピクリク/ヴィクトリア・ピクリク(ポーランド)や、SUBWAY NEW ZEALAND TRACK TEAM所属、今回はニュージランドチームでエントリーのラシュリー・ブキャナン/ミケイラ・ドラモンド ペアなど。
オセアニア選手権ではブキャナンがスクラッチ、ドラモンドが銀メダル獲得者であり、今回もメダル争いに絡んでくる存在となるだろう。
女子エントリーリスト:PDF