【女子】中長距離種目
女子チームパシュート
日本ナショナルチームとして、梶原悠未・古山稀絵・上野みなみ・吉川美穂が出場予定。また、鈴木奈央がリザーブ登録となる。
ボーダーラインである8位のカナダとは現在1270ポイント差。アメリカ、カナダ、ポーランドはいずれも第4戦に出場予定であり、特にカナダとアメリカはこの種目での優勝候補に挙がってもおかしくない強豪だ。
日本代表が東京オリンピックを目指すのであれば、
・1回戦を勝ち上がり、順位決定戦へと駒を進めること
・アメリカ、カナダを抑えること
の2点が必要となる。
そのためには少なくとも4分20秒を切らなければならないだろう。日本記録の更新(現在は4分22秒138)がファーストステップとなる。
女子マディソン
※他種目のランキングから枠を獲得している国には線を引いてある
梶原悠未・古山稀絵ペアが日本ナショナルチームとしてエントリー。チームパシュートで枠を獲得した8カ国を除いた上での、上位8カ国が出場枠獲得となる。日本は現在11位だが、事実上のランキングでは7位につけている。
このポジションを死守すべくポイントを伸ばしたいところではあるが、第4戦には事実上8位(=事実上のボーダー)のスイス、事実上9位のウクライナの両方が出場予定である。
そのため、第4戦では
・スイスとウクライナに勝つこと
・10位以内に入り確実にポイントを積み重ねること
の2点をクリアしたい。
第3戦ではスイスに差を詰められる形となってしまった。今大会ではマージンを取り戻したいところだ。
女子オムニアム
前戦に引き続き、梶原悠未(日本ナショナルチーム)が出場予定。第3戦での優勝による後押しもあり、現在4位につけている。
マディソンで出場枠を得た上位8カ国はオムニアムへの出場枠も得ることが出来るルールとなっており、日本の女子においては現在そちらでも枠が獲得可能な状況である。仮にマディソンで漏れてしまったとしても、全体のランキングで4位につけているためオムニアムの枠に関しては心配する必要はないだろう。
