【女子】短距離種目
女子チームスプリント
日本代表はここまで出場しておらず、オリンピックポイントを1ポイントも獲得していない。そのため、女子短距離の出場枠を最大化するにはケイリンとスプリントの両方で枠を獲得することが必要である。
女子ケイリン
小林優香(Dream Seeker)、太田りゆ(日本ナショナルチーム)が出場予定。チームスプリントからケイリンの枠を獲得することが出来る8ヶ国を除くと、事実上は現在2位。
ボーダーラインである事実上7位のカナダとは1290ポイント差。男子ほどではないものの十分安全圏にいると言える。女子ケイリンは今シーズン既に3戦出場しているため、ここからは「これまでの成績を越えた場合にポイント計上対象となるリザルトが入れ替わる」ことで追加でのポイント獲得をすることとなる。第1〜3戦は10位・19位・3位という結果であった。
※トラックワールドカップは全6戦の内、成績上位3回のリザルトが計上されるシステム
他国の現況としては、未だ3戦全てに出場していないところも多くあるため、ここから差を詰めてくることが予想される。
そのため、今大会では
・準決勝への進出(=12位以上)
より上の結果を残すことで、更なるポイントを得ることが求められるだろう。
女子スプリント
ケイリンと同じく、小林優香(Dream Seeker Racing Team)、太田りゆ(日本ナショナルチーム)が出場予定。日本は現在15位であり、チームスプリントから枠を獲得する8カ国を除いた事実上のランキングでは8位である。スプリントでは上位7カ国が枠を得ることが出来るため、後一つ順位を上げなくてはならない。
事実上のランキングにおいて日本の一つ上にいるカナダとは754ポイント差となっている。スプリントは上位2選手のポイントが毎試合加算されるとは言え、厳しい状況であるというのが正直なところだ。
またカナダの上にいるイギリスとフランスは今大会へ出場しないため、ライバルとして意識すべきはカナダとなる。カナダはここまで1度しか出場していないため、ポイントを伸ばす余地も十分にある。
上記の状況から
・カナダの選手よりも上位の結果を残すこと
・小林、太田の両選手共に1/8決勝まで上がり、合計で600ポイントは稼ぐこと
の2点が求められるだろう。
第3戦でカナダの選手が3位に入って400ポイントを獲得したことにより、スプリントでの出場枠獲得が厳しくなってしまった。