11月30日から別府で開催されていたオランダ王国友好杯(GⅢ)。最終日となる12月3日、日本ナショナルチームでも活躍し、トラックワールドカップ銅メダリストでもある松井宏佑が優勝。松井はこれがGⅢ(記念競輪)初優勝。
最終12R
12月3日の最終レースに顔を揃えたのは以下のメンバー。
1 | SS | 浅井康太 | 三重/90期 |
2 | S1 | 木暮安由 | 群馬/92期 |
3 | S1 | 岩本俊介 | 千葉/94期 |
4 | S1 | 稲毛健太 | 和歌山/97期 |
5 | S1 | 大槻寛徳 | 宮城/85期 |
6 | S1 | 簗田一輝 | 静岡/107期 |
7 | S1 | 稲垣裕之 | 京都/86期 |
8 | S1 | 坂本貴史 | 青森/94期 |
9 | S2 | 松井宏佑 | 神奈川/113期 |
先頭から稲毛、稲垣、木暮、浅井、坂本、大槻、松井、岩本、簗田の並びの状態でジャンが鳴る。
残り半周のタイミングで3番手木暮以降にいた選手が前に出ようと一気に動き出す。内から上がってきた大槻と外から上がろうとする浅井に挟まれ、3番手だった木暮は内も外も詰まり身動きの取れない状態。その更に外から松井、岩本が上がる。
集団が団子の状態で進む中、残り1/4周付近で8番手から上がろうとした簗田と浅井が接触し、浅井が転倒。
団子状態の内側から距離をとって外を走っていた松井が1着でフィニッシュ。2着は岩本、3着は稲垣となった。