準々決勝
ここから2本先取で勝ち抜け。
新田vsラブレイセン
世界チャンピオンとの対戦となった新田の準々決勝。1本目はラブレイセンが終始先行して先取。2本目は新田が先行しながら最終周回へと入るが、最後はラブレイセンが外から追い込み先着。新田は準々決勝敗退となった。
河端vs深谷
1本目は河端が先行する形で最終周回に入ると、後ろにいた深谷がバンクの上部から勢いを付けて一気に河端を追い抜き一本目を先取。
2本目は深谷が前、河端が後ろで進むが1周を過ぎると河端が前へ。レースは1本目と同じく河端が先行する形で進むが深谷が最終ストレートで河端を捕らえて2本先取。勝ち抜けを決めた。
準決勝
深谷vsホーフラント
1本目はホーフラントが前、深谷が後ろの形でお互いが睨み合う中ゆっくりと1周が過ぎる。1周半を過ぎたところで深谷がスピードを上げ、そのタイミングに合わせてホーフラントもペダルを踏み上げていく。残り1周を切ると深谷を大きくバンクの上段にけん制し、ホーフラントが勢いをつけてスプリント体制へ。それを追うのが深谷だったが、ホーフラントを捕らえることが出来ずに1本目を落としてしまう。
2本目は深谷が逃げてホーフラントが追う形となるが、最後にホーフラントに捕まり3位決定戦へと回る結果となった。
3位決定戦
深谷vsルディク
深谷がメダル決定戦で対戦することになったのは第2戦のメダル決定戦と同カード、マテウス・ルディク(ポーランド)。2019年の世界選手権銅メダリストとの再戦となった。
1本目はルディクが前、深谷が後ろで残り1周へ。
逃げるルディクに追う深谷となったが、最終4コーナーに差し掛かると深谷が驚異のスピードで文字通り”グングン”と伸びていく。
最終ストレートでは僅差でルディクを捕らえて先着し、まずは1本目を得た。
2本目は逆の形で深谷が前、ルディクが後ろとなってレースが進む。残り1周になると深谷とルディクとの車間は2車身ほどあり、深谷がスプリント体制に入るとルディクはバンクを少し上がっては下がり、勢いを付けて深谷を捕らえにかかる。
しかし前で粘る深谷にルディクは並ぶことが出来ず。深谷は2本目も先着し、強豪ルディクをストレートで下して2大会連続の銅メダルを獲得した。